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建築防災コンサルタント よもやま話

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建築防災コンサルタントというお仕事を通して経験したことやそこから考えたこと、感じたことなどを中心にざっくばらんに書いていきたいと思います。ほぼ、建築の「防災」に関係するお話しです…
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#建築

建築防災コンサルタント よもやま話「番外編:スウェーデンから考える防火設計の話」

パリオリンピックが始まりました。 開催地のパリとの時差は-7時間。現地の夕方から夜に行われ…

建築防災コンサルタント よもやま話vol.8-避難安全検証法の「種類」について-

検証法にはいくつか種類があります。今回はこれらの種類について書いてみましょう。 検証法の…

建築防災コンサルタント よもやま話vol.7-避難安全検証法、メリットとデメリットにつ…

さて、今回は検証法のデメリットについて書いてみたいと思います。ぜひ前回の「vol.6-避難安全…

建築防災コンサルタント よもやま話vol.6-避難安全検証法、メリットとデメリットにつ…

私たちは日々たくさんの設計者様から検証法のご相談をいただいています。 そしてさらにもっと…

建築防災コンサルタント よもやま話vol.4-カーボンニュートラルと検証法-

この原稿を書いている2023年7月、日本全国とんでもない猛暑ですね。 局地的な豪雨災害も毎年ニ…

建築防災コンサルタント よもやま話vol.3-避難安全検証法の最大メリットは排煙設備の…

下のグラフにもあるように、言うまでもなくここ数年の建設資材の物価高騰はかなり厳しいものが…

建築防災コンサルタント よもやま話vol.2-避難安全検証法のよくある誤解-

今回は、避難安全検証法のよくある誤解をふたつほどお話しします。 その1 避難安全検証法を採用すると、プランが変わるたびに毎回確認申請を出す必要があり、たいへんなので採用しないほうがよいのでは? 避難安全検証法は、建築基準法の告示に書かれている計算式で火災時に人が避難する時間と、煙やガスが降りてくる時間を計算して比較します。それを確認申請の書類に添付して審査してもらいます。 確認申請後に建物のプランが変わると計算結果も変わるため、あきらかに安全側でない限りはその都度計算を

建築防災コンサルタント よもやま話vol.1-「避難安全検証法」について-

私たちは、建築防災コンサルタントというお仕事をしています。 ここでは、お仕事を通して経験…