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ゆ虐

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Noteのゆ虐小説を集めています。
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#ゆっくり虐待

【ゆっくりSS】行商ゆっくり

 「ゆーしょ、ゆーしょ」

 暑い真夏の盛りに、人目につかないようひっそりとそろりそろり歩き続けるゆっくりの一団があった。

 野良ゆっくりに見られるようなすすや油の汚れは見られなかったが、あんよは泥まみれで、おかざりはところどころ破けていて、肌には無数の傷があった。それに、葉っぱを編み込んだような風呂敷を各自が持っていた。

 その風呂敷の中には、山でしか採取できないような木の実や、誰かが捨てた

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【ゆっくりSS】F市の運動公園

 F市には「ゆっくり」と呼ばれる生き物が多く生息している。

 ゆっくりは、小麦粉の生地の肌、寒天の目玉、歯は飴細工で、髪の毛は砂糖でできている。内臓や筋肉にあたる部分にはあんこがぎっしりと詰まっている。子供はテニスボールほどの大きさで、大人はバスケットボールほどの大きさだ。拙いながらも日本語で会話をして、群れを作って生きている。人間もどきの饅頭生物だ。

 彼らの多くは群れを作る。森や茂み、公園

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【ゆ虐SS】非ゆっくり症候群とその最期

「ゆっくり!ゆっくり!ゆっくり!ゆっくり!ゆっゆっゆっゆっくり!!ゆっくり!ゆっくり!ゆっくゆっくゆっくりりりりりっぐり!ゆゆゆ゛っぐい!ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ゛ゆううううううううううううううゆゆゆっくろゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりゆ゛ゆ゛ゆうううううっっくりいいいい!!!!!!」

 真夜中の公園に、饅頭にしては凄まじい叫び声を上げてのたうち回っているれ

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【ゆ虐SS】群れの誕生と死。

 
 何事にも例外や不可抗力はあるもので、繁栄を誇った堅実な群れがほんの数ヶ月で滅んでしまうことは珍しくない。

 これはある群れの隆盛と壊滅の物語。

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 群れは1つのゆっくり家族から始まった。れいむとまりさ、その子供の子れいむと子まりさという比較的オーソドックスな家族

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【ゆ虐SS】はげれいむの“きもち”

【ゆ虐SS】はげれいむの“きもち”

 男なら一部を除いて誰しも『ハゲ』の恐怖に慄くものだ。若いうちはどうにかなるさとおどけてみせるが、年を取るにつれていかにハゲ治療が大きな市場かに気がつき、いつの間にかその市場に足を絡め取られているのだ。

 ここに1匹のゆっくりれいむがいる。よく手入れがなされた美しいリボンにはキラキラとした金バッチが輝いている。多少加齢はしているが肌はスベスベモチモチとして健康的だ。どこをとっても非の打ちどころが

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【ゆ虐SS】雨の日の誤解

 2日間ほど雨が降り続いていた。川の水位が段々と上昇し、河川敷にはじんわりと水が滲んでいる。

「あめしゃんやまにゃいね…おちょーしゃん、まーちゃあきちゃったよ」
「ゆぅ…きっともうすぐやむのぜ。もうすぐ…」

 まりさと赤まりさの親子が段ボールのおうちの中で雨を凌いでいた。まりさの番だったれいむは、3匹いたうちの2匹の子供たちと一緒に食べ物を人間に要求し、蹴飛ばされた直後に車に轢かれて死んだ。

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公園の傷まりさ パート2



公園の群れの保育園は、保育士のありすを中心にとても強い権威を持っている。

 規模の大きいゆっくりの群れには保育園と専門の保育士がよく存在するが、その役割は非常に限定的だ。大抵のゆっくりの家庭は夫婦で役割が分かれている。例えばれいむとまりさの番であれば、まりさはもっぱら日中狩りに行き、れいむは専業主婦として子育を行う。保育園は両親不在時に一時的に子供を預かったりするだけだ。

 しかし、

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側溝のゆっくり

 都市部に住む野良ゆっくりは、主に公園を生活圏としている。雑草や虫などの食物も豊富であり、何より人間との“協定”によってどこよりも安定してゆっくりできる場所だからだ。

 協定とは、ゆっくりに草刈りや虫退治等の仕事を与える代わりに公園に住まわせてやるというものだ。人間にとっては下手に知能があるナマモノを都合よく管理出来るので、願ったり叶ったりなのだ。

 しかし、当然公園以外にも生活圏をもつアウト

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公園の傷まりさ パート1

 ☆

 桃花台という中規模な団地の真ん中に大きな公園がある。家族連れの人間がよく遊びに来る市民の憩いの場だ。

「ゆーんしょ、ゆー」
「くささんはやくぬけてねっ!すぐでいいよっ!」
「ゆぅ〜ん、いもむしさんはゆっくりしているね」

 昼下がりの公園の運動場で、数多のゆっくりたちが草むしりをしている。彼女(?)らは公園に住む野良ゆっくりたちだ。草をむしり、虫を駆除(捕食)し、落ち葉を掃除することを

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【ゆ虐SS】庭ゆのまりさ

 真夏の日照りがアスファルトを黒く焦がしている。昼前なのに茹で上がりそうな猛暑日だ。セミのうるさいごく普通の住宅街の洋風の一軒家、庭に続く掃き出し窓のステップの下に1匹のまりさがいる。

「ゆぅ...たいようさんじーりじーりしててゆっくりしてないよぉ」

 日陰で暑さを凌いでいるこのまりさ、体のところどころ土汚れが見えるが野良ではなく飼ゆなのだ。まりさは飼いゆの中でも『庭ゆ』と呼ばれるゆっくりだっ

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【ゆ虐SS】喋れないれいむ

 「ゆっ...?ゆぅー!ゆぅー!」
 「れいむちゃんただいま、すぐにご飯にするからね」

 家に帰ってきた飼い主をみて1匹のれいむが嬉しそうに声を上げる。おかざりは生まれた時の鮮やかな紅色を保ち、黒髪は艶っぽく肌もモチモチスベスベだ。大きな瞳はキラキラと輝いて飼い主からの愛情を感じさせている。おそらく一般の飼いゆっくりと比べても非常にゆっくりした美ゆんだろう。ある点を除けば。

「ゆぅ〜ん!ゆっゆ

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