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人生の分岐点50歳を過ぎて、里山移住を始めてみた!

人生の折り返し地点を過ぎて、
世の中はコロナ禍という想像もしなかったらパンデミックに襲われ、
このままどうする???と思ったときに。。。
エイヤッと思い切って人生の断捨離!

20年間の南国マレーシア生活から劇的に一変し、2021年9月下旬から新潟県長岡市の中山間地にある緑豊かな里山、山古志に移住しました。 
人口800人の限界集落、だけど、とても豊かな里山の暮らしをリアルに感じながらの暮らしを紹介します。


里山の豊な暮らしに魅せられて

家の窓からこんな美しい棚田と棚池の景色が見えます!

山古志への移住の魅力は、なんといっても里山の原風景が360度広がるスケールの大きい自然の美しさとその恵み。
日本農業遺産第1号に認定されていて、棚田と棚池が交互に存在する風景は、山古志にしかないとても貴重な財産。

移住生活で先ず感じたことは、自然の中で暮らせることは、人間本来が持つ本当の豊かさに触れられること。
それは、季節の移り変わりを肌で感じられること、旬の山の恵みを味わえること、地域の温かいコミュニティに支えられていること…、など都会にはなかなか見つけることができない「里山の豊かさ」を日々感じとっています。

また、厳しい山の暮らしだからこそ、日常の至る所に先人の知恵がいっぱい詰まっていて、山古志の人々の力強さからも多くの学びがあります。

棚田が見下ろせるテラス席で集中ワーク⁈

棚田、棚池が見下ろせるテラス席のある職場

全くのよそ者を温かく受け入れてくれた里山では、地域おこしの業務に従事。地域の超元気なお父さん、お母さん(と言っても70代、80代の方々)から地域のことを教わりながら、笑顔あふれる職場で楽しくやってます。

山古志は2004年10月23日に起きた、中越地震で全村非難を強いられた地域で、今なお地震の傷跡が各集落に残っている場所です。
2004年時点では約2200人居た住人が、今では約800人まで過疎化が進んでいる厳しい現実に直面しています。

日々、この地域に何ができるのか?地域復興とは何か?を自問自答しながら奮闘しています。

地域のカッケーお母さん達から元気チャージ

直売所の笑顔満点のお母さん達

山古志の自給自足率はかなり高い。
たいていの家庭では、自分たちが食するお米や野菜はそれぞれの家庭でまかなっていることがほとんど。その他にも、季節ごとの新鮮な野菜を、各集落の直売所で販売しています。中には、スーパーには売っていない、希少価値の高い野菜もあり。
もちろん、味と栄養価の高さは、スーパーの野菜と比べ物にならない絶品モノばかり。

いつも直売所にお邪魔して、お母さん達に旬の野菜の美味しい食べ方を伝授してもらってます。

一日の疲れを癒してくれる山古志の夕日

最近の夕暮れの日課は、家の近所を散歩すること。
家の近所をふら~っと散歩するだけで、スマホで写真集張り?の絶景がパシャッと撮れる日常が、今の私のお気に入り。

山古志ならでは!

人口800人の限界集落、そして地域おこしの課題は山積みですが、「山古志ならでは」の伝統文化、伝統工芸、食の伝統など、ここでしか体験できない豊かな里山暮らしを、これからもリアルに発信していきます。


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