【読書感想文】『「残業ゼロ」の仕事力』吉越浩一郎著(2007)

本日は、初めて使ってみたオーディオブックで読んだ?聴いた?著書について投稿したいと思います!今までは散歩や通勤の時間中、お気に入りの曲を聴いていることがほとんどだった私ですが、せっかくだったらそんな隙間時間も有効活用できないものかと思って、オーディオブックを使ってみました!

オーディオブックを使ってみての感想は、「意外と内容が入ってくる。悪くない。」という感じ。特にボヤッとしてしまうとその部分の内容を聞き逃し、話の流れが分からなくなってしまうため、とにかく集中力を研ぎ澄ましその一瞬一瞬に集中できるなと感じました。
ただ一方で、聴いた内容を記憶しておくのはなかなか難しい・・!せっかく聴いたものを自分のものにするためには、何かに書き起こす必要があると思って急いで今noteを書いているところです。
なので今回の内容は「お読みいただく皆様に向けて」というよりは「自分の聴いた内容を忘れないようにするため」のものだとご承知おきください。

今回聴いたのはトリンプ元社長吉越浩一郎氏著の『「残業ゼロ」の仕事力』です。吉越氏はトリンプ社で「早朝会議」「デッドラインの徹底」「残業ゼロ」「がんばるタイム」など多くの取組みを社内で断行しつつ、19年連続増収増益を果たしたとのことでした。まさに「スピード」と「効率」を重視し、企業の成長に繋げる具現化を成された方でした。

私自身の「成長」に向けていくつか参考になったと感じるポイントをまとめていきたいと思います。
①「デッドライン」厳守。
今時間がかかっている仕事を短くすることから始めてみる。そして一つの仕事に着手したらとにかくその一つに集中すること。
②問題はとにかく「細分化して」考える。
大きい問題はどこから手をつけたらいいか分からなくモチベーションも上がらない。そういった問題は会議の議題として2分で意思決定ができるところまで細分化をして、一つづつ着実にこなす。
③問題は放置しておくとどんどん肥大化する。いち早く着手し細分化しておく。
④「正しい」判断を下すには、正確な情報が必要かつその情報を皆が共有しておく必要がある。
⑤会議の目的は「問題の顕在化・明確化・それに対しての解決方法の意思決定する」こと。
⑥定時の時間内に何としても仕上げることが自分のスピードとキャパシティを向上させる。
⑦「会社にとって正しいこと」を覚悟を持って断行するリーダーシップが今後必要。
⑧リーダーシップを学ぶためにはフォロワーシップを意識しておくこと。
 リーダーがどういう考えのもとその決定に至るのか近くで見てパクる。また自分がリーダーだったらどうするかというシミュレーションをすることも学習になる。
⑨「ワンマン」と「強力なリーダー」は別物。情報のフラット化がそこを分ける。
⑩「Work for life」引退後の自由な時間を楽しむことが人生の本番。現役時代仕事しかしていないと、自由な時間の使い方が分からなくなる。今のうちから「残業ゼロ」の働き方をして自分の自由な時間の使い方を学ぶ。当然それは家族関係や友人関係を良質なものにしていくことにもつながる。

自分の仕事上の課題である「スピード」に関して解決のヒントとなるような内容がたくさんありました。「デッドラインを設定し、それまでに何とか仕上げること」「問題を細分化して次に何をやればよいか明確にしておくこと」「問題が放置されている状態を絶対に作らないこと」など自分にその気があれば間違いなくできることばかりだったので、まずは試してみようと思います。

そして自分も個人的に「残業ゼロ」を達成して、より密度の高い毎日を送れるようにこれから鍛錬していきたいと思った次第です。

今回は初めてのオーディオブック感想文でしたので、殴り書きのような文章となってしまっているかと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございました!

ぜひ皆様が取り組まれている「残業ゼロ」の秘訣などありましたコメント頂けますと幸いです。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?