何故カクノカ

何故，書きたいのだろうか.
何故，描きたいのだろうか.
何故，欠きたいのだろうか.

何故，書きたいのだろうか.

僕は何のために書くのだろうか.
どんな時に書きたいと思うのだろうか.
考えてみる.

ここ1年間の心の動きと書きたい欲求について考えてみる.

書きたいと思うときは，どこか負の感情があったり.自分と強制的に向き合わなければいけない時に書きたくなるように思う.

負の感情と向き合っているとき.
その瞬間瞬間は，苦しくて逃げ出したくなる.
いっそ全て消えてなくなればいいのに.
そう思うこともある.
でもそんなふうに思った時に書きたくなることが多いような気がする.

思い返してみると.
苦しくて逃げ出したくなるような感情は，乗り越えてよかったとも思える.
そうやって苦しんでる時に言葉にしている自分は好きなのかもしれない.

何故，描きたいのだろうか.

僕は何のために描くのだろうか.
「描きたい」と思うことはあってもなかなか形にできない.
これからは下手くそでもいいから何か形にする.ということをしていきたいと思う.
ここでいう「描く」とは，言語表現以外で何かを形作るという意味で使用している.

どうしても言葉で表現できないことがある.
また言語化することで「言葉」という型にはまって，尊い表現・感情そのものが失われて消えてしまうような感覚を味わうことがある.
そんなときは，何らかの形で.
言葉以外の方法で表現したいと思う.
それがどんな形が好きで.
どんな表現方法が好きか.

それは，これから見つけていこうと思う.

何故，欠きたいのだろうか.

当たり前に備わっていることで欠けていることが多くあると感じることがある.
でも一般化された必要なことを無理に求めるとズレが起きる.

「欠けている」

そう思って，必死に「普通」を求めた.
するとどうだろうか.
恐ろしく短期間で自分がつまらない人間に成り下がった.
「変わっている自分」が好きだったはずなのに.
恐怖のあまり.
嫌われたくないがために.
尖った金平糖のような形からまんまるのボールになることを求めた.
その結果，自分自身にどこか自信が持てなくなっていった.

なぜカクのだろうか.

今日は，書くことにしてみた.