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ニューヨーク・ベッドフォード暮らし「QUEENSへ、そして訴訟の前触れ」

昼なのか、夜なのかわからない
雨なのか、晴れなのかわからない
窓なしアパートを去り、

太陽のありがたみを感じた私が
次に選んだ場所は、

マンハッタンから北東へ
地下鉄で10分ほどの
Queens(クイーンズ)アストリア地区。

駅から徒歩5分ほどの2ベッドルームには
ユーゴスラビア人のルームメイトが住んでいた。

名前はシルビア
女性 50歳
職業 不動産業者(自称)

キッチン、バスはシェアで
2ベットルームのうちの
1ルームが私の新しい住処。

太陽の光がたくさん差し込む
とても広い部屋だった。

ようやく
人間らしい生活ができる場所を手に入れた私は
毎日が楽しくて仕方なかった。

その5ヶ月後、
私はシルビアを相手に
民事訴訟を起こすことになるまでは…

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