深夜の散歩
時々、深夜に何にも考えずボーッと散歩(徘徊?)する日がある。
スマホの充電もそこそこ、財布のなかもそんなに入っていない状況でただただ、なんにも考えずに歩く。
そう、ちょうどこれからの季節は特に。
脳の思考を歩くことだけに集めて脳のシワをアイロンで1本ずつ伸ばすようにしてボーッと歩く。
足音もたてず(むしろ普段から足音たてないけど)、生気さえも消すくらいのレベルで歩く。
深夜でも動いている鳥や道を走る車をみて、自分だけ違う空間にいるような感覚になる。
この町から消えたい。
でも、どこに行く?生活の資金は?仕事は?
そんなことを忘れられるような感じ。
このまま歩き続ければ、いつかはスマホの充電もきれて誰にも知られない所へ行けるのかな?なんて考えるとなんだかわくわくする。
今日から10月。
私はまた深夜の散歩にでかける。
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