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プロフィール&お仕事依頼について

こんにちは、はじめまして。
日本舞踊家の花ノ本以津輝(はなのもといづき)といいます!
どうぞよろしくお願い致します。

このnoteについて

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(Wardrobe by Anji Salz)

日本舞踊のお教室や、テレビドラマ・映画・舞台などの
所作指導のお仕事など、ちょっとずつ「教える」ことが増えてきました。

様々な作品に関わることによって、そして様々な作品を見るにつれて、
時代ごとに異なる生活様式や着物の着方、持ち物の扱い方...
知りたいことが山ほど溢れてきました。
ほんっとに知らないことがたくさん!!!

そこで、皆さんと知識をシェアしながら、
日本舞踊家・花ノ本以津輝が日本の文化について
お勉強していくためのnoteを開始することにしました。

ゆくゆくは、このnoteだけ見れば
参考資料を何度も何度も探さないで済むような手引きになればと。
(これはいつも資料がとっちらかっている私のためでもあります...)

自己紹介

("Battle Field" Directed by Hiroyuki Igarashi(GENSHOW),Music by SADA)

花ノ本 以津輝(はなのもと いづき)
花ノ本流師範 /  (公社)日本舞踊協会会員

▶︎ 幼少期

伯母が日本舞踊を教えている関係で、2歳半から日本舞踊をはじめ、
4歳で初舞台を踏ませていただきました。

ここまで読む限りだと
「そのまま真っ直ぐ、日本舞踊の道に進んだんですね」と
多くの方に言われるのですが
実は全くそうでもなくて、幼少の頃はSPEEDに憧れて、
ダンスと歌うことに情熱を注いでました。


▶︎ 歌舞伎沼にハマる

転機は、高校1年生の時にたまたま歌舞伎座で見た
「NINAGAWA 十二夜」。
シェイクスピアの有名な喜劇"十二夜"を世界的演出家である
故・蜷川幸雄氏が演出し歌舞伎化した作品です。
それまでも小さい頃から歌舞伎は見ていたのですが、
そこまでハマらず(すみません)過ごしていました。
ですが、この作品で完全に沼落ち。
歌舞伎すげえ。なんだこれ。歌舞伎ってこんなことやっていいんだ。
って、観ている最中、口開きっぱなし。
この作品について語り出すと長くなりそうなので後日にしますが、
気になった方は是非検索してみてください。
そんなわけで、高校1年生の夏に歌舞伎沼に入りました。

中でも、市川亀治郎丈(現・猿之助)のお芝居にすっかりやられてしまった私は、その場で後援会に入会し、
そこから毎月歌舞伎座に通う生活がスタート。
当時学生だったので、気に入った演目があると幕見の学割を使って、
月に何度も足を運んでました。
現在でも歌舞伎が大好きなのは相変わらずです。

この頃から、歌舞伎を通じて日本舞踊のカッコ良さを再認識し始め、
もっと追求してみたいと思うようになったかもしれません。


▶︎ 舞台沼化、そして俳優の道へ

そこでようやく、日本舞踊の道へいざ...とはならず、
そのうち歌舞伎だけに飽き足らなくなった私は、
ミュージカルや他の演劇の世界にも没頭し、
[劇団☆新感線]や[劇団四季]や[東宝ミュージカル]をはじめ、
大小問わず様々な舞台公演に通うようになりました。
完全に舞台沼化ですね。(今も抜けられません)
そこで何を血迷ったか「私はミュージカル俳優になる!」と決意し、
桐朋学園芸術短期大学の演劇科ミュージカル専攻の門を叩き、
演劇について2年間みっちりと学ばせていただきました。
(この学校を選んだのは、歌舞伎沼にはまったキッカケの作品の演出家である蜷川幸雄氏が当時学長をなさっていたからっていう理由もありました)

▶︎ 「亀治郎の会」への出演

短大卒業後、これも何を血迷ったのか
市川亀治郎丈(現・猿之助)に「自主公演に出演させてください!」(※当時、猿之助さんは毎年自身の自主公演「亀治郎の会」を行っていました)
と直談判。
いやー演劇学校を卒業したばかりの素人が何を言ってんだ。
今じゃ考えられないですね。若さっておそろしい。

そんな訳で、さすがにダメ元ではあったのですが、
なんと猿之助丈の慈悲深き御心により
『第8回 亀治郎の会』東京公演と京都公演に出演させていただくことに。
この公演を通じて「お芝居について」「歌舞伎の化粧や拵え(衣装やかつらなど)について」そして「プロの現場とはどういうものなのか」等々
沢山のことを勉強させていただき、猿之助丈には感謝してもしきれません。

▶︎ 日本舞踊表現への回帰

その後は、俳優としてストレートプレイ・ミュージカル問わず
様々な舞台でお芝居をしながら、
日本舞踊の指導も少しずつ始めるようになりました。

この辺りでようやく日本舞踊に軸が戻ってきます(長かったね)

舞台公演で出逢った仲間とパフォーマンスグループを結成したことをキッカケに、「日本舞踊で、新たなエンターテイメントを作ってみたい」と思うようになり徐々に芝居から踊るほうへ活動の軸をシフトして行きました。

現在の活動内容については次のトピックで詳しく書きますが、
紆余曲折ありながらも今まで色んな界隈で見てきたことが
ようやく形になってきたかな?と思い始めているところです。

今は伝統芸能をPOPに!をスローガンとして、
楽しく伝統芸能に親しんでもらえたらという想いで
表現や指導の活動をしています!

過去の活動内容(バイオグラフィー)等は下記ページをご覧ください


お仕事内容について

現在の主な活動はこんな感じです。

① 踊るお仕事(日本舞踊家として日本舞踊の公演、イベントに出演)
② 教えるお仕事(日本舞踊教室の開催、所作指導、振付など)
③ パフォーマンスグループ 【破天航路 -HATENKOHRO-】
 のメンバーとしての活動

① 踊るお仕事

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国立劇場などで行われている日本舞踊の公演に出演の他、
ダンサーとのコラボレーションイベントや
美容家 IKKO氏のディナーショーに出演させていただくなど
古典・創作に関わらず様々な場所で踊っています。

最近は、上の写真のように白塗り・日本髪での活動がほとんどですが、
下の写真のように白塗りじゃないこともあります。

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② 教えるお仕事

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習い事としての指導はもちろんのこと、
東京の芸者見習いさんへのお稽古や、
俳優さんへのお稽古なども行っています。

⏬ 稽古場のご案内はこちら⏬

お稽古場以外では、
「ダンサー向けの扇子の使い方ワークショップ」
ドラマ・映画・舞台公演などでの所作指導&振付、
着付け業務
なども行っています。

所作指導、振付、着付けなどのことも
これから書いていきますのでどうぞお楽しみに!

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最近ではTABICAさん主催のオンラインワークショップにも出展。
カメラの前で指導するというのはなかなか新鮮でした!

③ 破天航路 -HATENKOHRO-

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WEBSITE: http://hatenkohro.com
2016年に始動し、現在は日本のみならずフランス・イギリス
ニュージーランド・中国・台湾などでも活動している、
日本舞踊・殺陣・ダンスとバイオリン・ギター・ベース・ドラムが
融合したパフォーマンスグループです。
 
...いやーいつも思うけど、破天航路の説明って情報過多!! 
文字だけ見ると、なんのこっちゃいなと思われたことでしょう。

まずは動画をご覧あれ

なんとなーく、おわかりいただけましたかしら...
破天航路は「伝統芸能をポップなエンターテイメントに」という趣旨で、
オリジナル曲はもちろん、端唄や唱歌など日本に古くから伝わる楽曲も
アレンジしてパフォーマンスをしています。
2020年2月には、ニュージーランド最大級の野外音楽フェス「SPLORE」
にも出演するなど、各国でライブを行っています。
 
私は、破天航路では日本舞踊を軸とした踊りと歌唱を担当してます。

こちらは端唄「お江戸日本橋」をダンスミュージックアレンジした楽曲。
このMVは衣装をドイツ生まれの着物スタイリスト Anji SALZ氏が担当し、
NHK world でも紹介されました!

NHK worldさんのFacebookページでもご覧いただけます!
よろしければ是非ご視聴ください。(全編英語の番組ですが私は日本語しゃべってます)

 

最後に

長々とお読みいただきまして、ありがとうございました!
もし私に興味をお持ちいただき、お仕事をご一緒できます機会がございましたら、お気軽にご相談いただけたらとても嬉しいです!

◆以津輝のSNS  Follow me!
Twitter http://twitter.com/IZKImt
Instagram http://instagram.com/izkihananomoto

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