複業時代の到来。マルチタスクをこなす秘訣。
2018.06.09 22歳
【複業時代の働き方】
マルチタスクワーカーの心得を記しておく。漁師の仕事の傍ら、ライターをする。そして気付いたことをブログで日々アウトプット。
そうやってあれこれと手を伸ばしていると、いつの間にか時間に追われる生活になっている。複業や副業が話題になるいま、自分で自分を働かせすぎている人は多いのではないだろうか。
あなたは時間をちゃんと使っているだろうか。もしかして時間に「使われて」いないだろうか。複数の仕事を同時にこなすために必要な心得について今回はお話する。
【完璧主義を手放そう】
なにをやるにしても、完璧にやりたがる人。学習参考書を買いにいくと、選ぶのは一番分厚い参考書。部屋の掃除はクローゼットから始める。
これは僕の話。
移動時間にさっと記事を書いたり、お昼休憩中に本の続きを読んだりできない。本を読むなら本を読むためにカフェに行く。誰にも強制されていないのに、自分で物事をこなすレベルを下げられずにいる。
まだひとつの仕事がやり切れていないのに次の仕事へシフトする。完璧主義者がこれをすると、次の仕事に注力することができない。前の仕事が頭から離れなくて、今やっている仕事もまた中途半端になっていく。
そしてさらにまた違う仕事が降りかかってくると、何もかもが「終わらない」状況に陥る。完璧にこなしたいがゆえに、全部できない。だからマルチタスクワーカーはまず完璧主義と向き合わねばならないのだ。
【時間配分を決めておく】
ひとつの仕事を始めると、それを際限なくしてしまう。それ以外のことに手がつけられなくなる。周りの人にしてみれば、いつまでも仕事をしない人。
だから、この仕事はこれくらいの時間で終わらせる。時間にリミットをかけて仕事をする。ブログを1記事書くのにどれくらいの時間をかけるかなど。自分の能力を自覚しておく。
そしてそれ以上時間がかかるようなら、そのときは完璧主義にならずに適正な時間をかけたなかでの最高のカタチで提出する。
【優先順位をつける】
たとえば文章を書くなどして、定期的に自分の考えをまとめる。いまやっていることは、何のためにやることか。これを意識できているかどうかが、モチベーションの管理に繋がる。
いま僕が漁村で漁師をする意味。ライター活動をする意味。ブログを書いてアウトプットする意味。
すべてを意味づけて自分のなかで関連性をもたせる。その先に、目標の自分を見据えながら。
やらなければならないことは、本当にやらなければいけないのか?
目標を軸にして、いまやりたいことを習慣的に整理する。整理したうえで、やりたいことからやる。
ちなみにやるべきことがやりたくないという状況は、モチベーションや目標を管理できていないときに起こる。危険信号なので無視してはいけない。
【スイッチを切り替える】
マルチタスクワーカーは、自分自身もマルチな方がいい。どういうことかというと、それぞれの仕事に合った「自分」に切り替えるということ。
文章を書いているときはライターになる。海の上にいるときは漁師になる。
文章を書いているときに漁師でもいけないし、海の上にいるときにライターでもいけないのです。やることに応じて、常に自分を変えていく。
・マルチな自分を使いこなす
複数の自分を使いこなすことによって、一つひとつの仕事に集中できる環境をつくる。切り替えがうまくできるようになれば、いまやっていることだけに集中できる。たとえ仕事が終わらずに持ち越しても、それを「他の自分」に引き継ぐことはしない。
【まとめ】
マルチタスクをこなすのに必要なスキルをまとめる。
①仕事の時間配分を決める。
=自分の能力を把握する。
②仕事の優先順位を決める。
=自分にとって大切なことを知る。
③仕事に応じて自分を切り替える。
自分をコントロールできるようになったとき、仕事はうまく回っていく。
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