見出し画像

日本語が耳から入ってくると、他のことを考えられない…という話

内職って難しい…

突然ですが、「内職」って得意ですか?

内職と言っても、本来の意味の方ではなく、
「授業や会議の最中に、それとは関係ない他のことをする」
という意味の方です。

ちなみに、私は昔からとーーっても苦手です。
作業は全然進まないし、すごく疲れてしまうんですよね…。

苦手な理由、おそらく2つあるのかなと思っています。

1つは、"真面目"な性格に起因するもの。
本来すべきでないことをしていることに対する罪悪感や、気付かれたら怒られるんじゃないかという恐怖を感じ、作業に集中できなくなってしまう、という理由です。

もう1つ、こちらが今日思ったことなのですが
日本語が耳から入ってくると、他のことを考えられなくなる
という理由です。

当然誰しも、
耳で聞いていることを理解しながら全く別のことを同時に考える
ということは難しいと思うのですが、それとはちょっと違います。

耳から入ってくる情報を特に理解しようとしなくても、
なんだか頭の中がごちゃごちゃして、
他のことを考えようとしても上手く考えられない、

という感じでしょうか。

こんなんで伝わるのかわからないのと、
伝わったとしても共感してくれる人がいるんだろうか…
という不安な気持ちもあるですが、
ひとまず続きを書いてみます。

音楽を聴きながら、勉強できない

「日本語が耳から入ってくると、他のことを考えられなくなる」
を意識するようになったのは、高校生の時に、
音楽を聴きながら勉強しようとした時でした。

好きな邦楽バンドの曲を聴きながら勉強しようとしたのですが、
全然集中できず、ほぼ音楽鑑賞しているだけの時間となってしまった
という経験があります。

その時は、
「2つのことを同時にするって難しいだろうし、
まぁそりゃそうだよなぁ…」
と勝手に納得していました。

ただ、ある時、洋楽バンドの曲を聴きながら勉強してみると、
邦楽の時と違って集中できたのです。

最初は不思議だな…ぐらいにしか思っていなかったのですが、次第に、
邦楽バンドの日本語の歌詞を理解しようと
脳が勝手にリソースを使ってしまって、
勉強に割くリソースが減っているのでは?
と考えるようになりました。(本当かどうかはわかりません)

また、この傾向は、国語や英語でより顕著で、
数学や物理などでは幾分軽減していました。

国語や英語は言語そのものを扱っているので
ある意味当たり前とも思えますが、
なんだか面白いなぁと感じていました。

人の話を聞くだけで精一杯

ちょっと話は変わりますが、私は会話が苦手です。

人の話を聞いていると
相手の話を理解することで精一杯になってしまって、
それに返答したり質問したりするのが難しい、
と感じています。

他の人たちが会話で盛り上がっている様子を見ると、
どうしてあんなにポンポンと言葉が出てくるのだろう…
と不思議に思っていました。

私が会話が苦手な理由は、いくつかあると思っていますが、

今日ふと考えたのは、
「日本語が耳から入ってくると、他のことを考えられなくなる」
も、会話が苦手な理由の1つかもしれない、
ということです。

人の話を聞いている時に、
それと同時に自分の感じたことについて考える。

そうして、関連する話題を出して話を広げていったり、
興味のあることを質問をして深堀していったり。

会話をそういう形で捉えてみると、
もしかしたら自分は、
相手の話で頭がいっぱいになって、
自分の感じたことや興味を持ったことに
思考を割くことができていないのかも…
そんな風に考えてみたです。

会話が苦手なことで、
自分はつまらない人間なんだ
という風に自分を責めてしまうこともあったのですが、

脳の処理が少し上手くいっていないだけ、
と思ったら、なんだか少し心が軽くなった
そんな感じがしました。

おわりに

内職って難しい…と感じたことからスタートして、
「日本語が耳から入ってくると、他のことを考えられなくなる」
について考えてみました。

ここに書いたことは私の勝手な解釈で、
実際とは異なる、誤った内容かもしれないし、
こう考えたからと言って何かが解決する訳でもありません。

ただ、人間って不思議なもので、
問題そのものが解消されなくても
問題が起こっている理由がわかると安心する
らしいんですよね。

正しい・正しくないは置いておて、
なんとなくでも自分の中で筋が通ったと感じたことが、
私が心が軽くなったと感じた理由なのかもしれません。

もしこの記事の内容について、
共感してくれる人がいたらとても嬉しいなと思いますし、
共感・理解できないという人には「へぇー、そんな人もいるんだ」
ぐらいでも何か気付きがあれば嬉しいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

おまけ

相貌失認の友人の話

先日、相貌失認の友人の話を聞いていて、
その友人が見ている世界を想像するのはとても難しいなぁ、
と感じました。

視覚的な情報なので、まだ何となく想像できる気もしなくはないですが、
その世界の中で抱えている課題や、
その課題をどうやって解決しているのか、
といったことは、やっぱり想像が難しい、と感じました。

それと今回の話を直接的に関係づけたいという訳ではないですが、

人がどう世界を感じているかって、人それぞれなのだろうし、
自分が想像もしていない形で世界を感じている人もいるんだろうな、

と思い、

おそらくそうした最近の出来事もあって、
こんな記事を自分は書いているのかもしれない
と思います。

そんな私のリラックス法

いろいろ考えてしまって、
頭の中がぐちゃぐちゃしてしまう、
そんな時私は、邦楽の音楽を大音量で聴きます。

そうすると、
頭の中でぐるぐる回っていた思考が
さーっと消えていくような感じがして、

スッキリします。

もしかしたらこれも、
この記事の主題に関係しているのかも…

いや、好きな音楽を大音量で聞けば誰だってそう、
なんですかね…?

(最後までお読みいただきありがとうございました。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?