【旅行】公共交通機関で行く【越後湯沢~大地の芸術祭2022~】の旅(その1)
新幹線で行ける温泉地で予約ができたのが、越後湯沢。
最近は旅行する人も増えてなかなか予約が取りにくくなりました。台風直撃の2022年のシルバーウィーク。
4年ぶりの『大地の芸術祭~越後妻有2022~』が開催されるということで、よいタイミングでした。
十日町にて
越後湯沢駅に到着したあとは、ほくほく線で十日町駅に向かいます。
“スノーラビット超快速”。
さっそく在来線の切符の買い方を間違えてしまいました…。JR経由とほくほく線の利用とでは、金額が違うので注意が必要です。
超快速のその名の通り、魚沼・石打を通過していきます。
米どころ新潟。黄金色の稲穂が車窓一面に広がります。
約40分ほどで、十日町駅に到着。
徒歩で十分めぐれるので、十日町市街地を散策します。
十日町は、着物のまちとして有名。
お昼ご飯はかなり早めにいただく予定。10時30分の開店を待って、名物のへぎ蕎麦を。
ガイドブックには、車利用での『小嶋屋総本店』が載っていますが、駅前にもあるので、ぜひ。
皇室にも献上された元祖へぎ蕎麦。つるっとした のど越し が最高においしいです。
つなぎに布海苔という海藻を使い、『へぎ』という木を削いだ器に『手繰り』という技法で盛り付けされているのだそう。
お腹を満たしたところで散策再開。
越後妻有里山現代美術館MonETへ。
生憎の雨でしたので、きれいに水面に列柱が浮かび上がらなかったけど、よしとしましょう。
どの角度が一番現実に近い影の映り込みになるか、回廊をぐるぐるしたけども、上手い写真が撮れず…
よくよく調べてみると、美術館内の2階から見下ろすと綺麗に撮影できそう、ということがあとで分かった。
晴れていれば、底面の絵と現実の列柱の影が映りこんで面白かっただろうなぁ。時間に余裕がある場合は館内も面白そうなのでぜひ行ってみては?
その他、産業文化発信館『いこて』もあります。
まつだいにて
12時少し過ぎの電車に乗るため、足早に駅に戻ります。
ほくほく線でまつだい駅に向かいます。いざ、『農舞台』へ。
まつだい駅は観光客の方も結構いらっしゃいました。
駅と“道の駅”が合わさった建物でした。
駅周辺には、お食事処やカフェが少しあるので、まつだい駅でランチも良いかもしれません。
次のバスの時間が許す限り見て回りました。
松代城までの道すがらにさまざまなアート作品があります。いつか時間をかけて回りたいです。
松之山にて
まつだい駅から東頸バスに乗り15分。境松バス停で下車。
次の目的地に向かいます。
かすかに棚田が見える気がします。
絶対、車でしか通らないであろうところを徒歩で20分歩きます。道中にも作品がところどころに配置されていて、不安を消してくれました(笑)
お目当ては、まっすぐに生えている木立の姿がきれいで名付けられた
『美人林』。
紅葉の季節には早かったけれども、美しい木々たちでした。
写真家たちが訪れたり、バードウォッチングできたり、トレッキングツアーなんかもあるそうです。
この日はあいにくの天候もあり、人が少なくこの木立を一人占めでした。
美人林を堪能したあとは、森の学校『キョロロ』。
「キョロロ」は豪雪地 松之山の山中に位置する自然科学をテーマとした教育研修施設。昆虫の作品が展示されているのだけれども、ちょっと苦手なので割愛します!
帰りも同様に、東頸バスでまつだい駅に戻ります。本数が少ないので時刻表の確認を。
15時代のバスで帰ると、まつだい駅からの電車の時間がナイスタイミングで、すぐに越後湯沢駅に戻れます。
多くのお客さんが松之山温泉に向かうなか、境松バス停利用は珍しいみたいで、運転手さんに驚かれたけど、運賃の掲示があったから、ピーク時は結構人がいたんじゃないかなと思いました。
次回は『農舞台』を堪能するために、松之山温泉泊でもいいかも。
とはいいつつ、越後湯沢駅に戻ります。
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