シェア
白浜維詠
2021年12月26日 15:52
作者「ちょ…惟光さん、一体どこまで私をつれ回す気ですか」惟光「『源氏物語』の話どおりにインタビューなさるなら僕よりも詳しい人がいますのでその人のお家にご案内します!」作者「まさか奮発してこじゃれたランチを食べる店がぽつぽつある上乃裏(上通の裏道)が一瞬して迷路になろうとは」作者が惟光くんに連れて来られた店は蔦がはびこった赤レンガの壁、重そうな木の扉の横にはランプ。という中に魔
2021年12月27日 13:03
はいは~い、私の名前は大輔の命婦。今回の常陸宮の姫君に関しては惟光くんに代わって光源氏のやっちまったストーリーの語り部を務めまーす。短期間のお付き合いですけどよろしくお願いしまーす。前回までのあらすじ宿直の時に私が世間話ついでに私の祖父、故常陸宮さまの末娘の姫君の不遇を光くんに教えるとちょうど「身分はそんなに高くなくてもいい心安らげる恋人(つまり夕顔の君の代わりだ)が欲しい!」