絶対に日に焼けたくないアラサーin夏フェス

雨予報だったのに外れたようで、朝から晴れている。
これは日に焼けそうだ…ひぃぃ。


泊まっているホテルにも、
同じイベントに行く人が多いようで、
朝食会場で女性2人組を数組見つけた。


あれ?ライブ遠征って相方が必要な趣味だったっけ?


いやそんな協調性のいる趣味ならわたしには到底無理なはずだ。
しかしぼっちはわたししかいない。そんなまさか。
でもわたしはバンドTシャツを着て朝食会場のクローズ10分前に入ってきたりはしない。
それでバンドの印象悪くなったら可哀想じゃん?

そんなことを考えながら準備して会場へ向かう。
駅までの道も炎天下なので、
わたしは日傘がないととても歩けない。
(でもフェスには行く)
地元よりもはるかに都会なせいか、
同じイベントでもいつもと勝手が全く違う。
屋外なのに虫除けスプレーいらねえじゃん!!!

しかしリストバンド引き換えで並び、
物販で並び、
(開演しそうだったので1時間待ったけど諦めた)
女性お手洗いでも並ぶと、
もう食事や飲み物で並ぶ気力も体力も無くなった。
万が一混んでて買えなかったときのために、
軽食や飲み物を多めに持ってきておいてよかった。

リストバンド引き換えのとき、
わたしはなんとなく同性がいいなと思って女性のところに行ったのだけど、
アームカバーを取ってリストバンドを付けられそうになってしまい、
「日に焼けたくないんで上からでいいです!!!」
と言うと、
彼女はリストバンドは1度装着すると取れず、
さらにわたしは通し券だから今晩お風呂のときも外せないとわざわざ教えてくれて、
隙間からアームカバーを付けられるくらいの余裕を取りますねと言って付けてくれた。ありがたい。
めんどくさいおばちゃんでごめんなさい。

物販も午後になると買おうと思っていたものがほとんど売り切れていた。
明日は入ってくるらしい。
じゃあ明日また並ぶか。大変だけど。



…いやわたし明日着て来る服持ってきてないやんけ!!!!!



現地でTシャツを買う予定しかなかったので、
まだ残っていたTシャツをとりあえず買った。
あわよくばバイトに来ていけそうなやつ。
わたしが普段買う服よりだいぶお高いので、
できればタンスの肥やしにはしたくない。(貧乏)
これでなんとか明日もここに来れる。一安心だ。
そうこうしているうちにタオルが売り切れ、
夕方にはTシャツも全部売り切れていた。
都会のフェスやべえな!!!!!

そして今回は指定席なのだけど、


最低最悪なことに、

両隣が男性なのでクソ狭くて辛い。


チケ運悪すぎないか?こんなに辛い席ある?
どう見ても女性のほうが多いのにひどい!!!!!
もう電車だけじゃなくてフェスも男女別にしてくれ。
そのほうが前に背高い人来なくて見やすいしさ。
パイプ椅子が並んでいるだけの、
電車より狭い指定席なので、
どう座っても両隣の男性と肩がぶつかる地獄。最悪。

わたしは電車でも窓側横並びのタイプが大嫌いで、
バスみたいな2席ずつの車両があれば絶対にそっちに行く。
なんで両隣に知らない人が来て知らない人の真向かいに座らなきゃいけないんだよ。
わたしは人なんて見たくないし見られたくないし触れたくないし声も聞きたくないのだ。
(ただのワガママ)


しかし推しのライブが始まる前にふと気づいた。
わたしは今朝日焼けが怖くて髪の毛をまとめて来なかったので、
たぶん両隣の男性にわたしの長い髪の毛が当たっている。
若くもない女のキレイでもない髪の毛がいちいち当たったら、男性もおそらく相当気持ち悪いだろう。
わたしはライブ前に持っていたヘアゴムで適当に髪の毛をまとめ、
明日は朝からまとめて来ようと思った。
肌が触れるのは想像しただけで吐きそうなので、
明日は雨でもアームカバーは絶対に付けてこよう。
隣が男性で良かったことは無駄話をしないことだけだ。
わたしは知らないおばちゃんとかと、
「どこから来たの」とか「誰のファンなの」とか話すのがあまり好きじゃないから。
肩や腕がぶつかっていちいち気持ち悪いのと、
お互いニオイが気になることさえ我慢すればいいのだ。


推しだけ見ろ!!!集中!!!



今日も推しはカッコよかった。(恒例)
顔も声も好みすぎる。大好き。
もう彼はわたしの「好き」を形にしたような人だ。
中学生のときから20年聴いているので、
曲も身体に染み付いて、いや染み込んでいる。
同じような時期に同じような人達が流行ったけれど、
当時のわたしはこの人達を選んだんだなと考えると、
なんか不思議な感じがする。
まさかわたしが30過ぎてもこんなに活躍してるとは!
マジでセンスも見る目もあったな中学生のわたし。
「ファンの人も結婚したり子供産んだりしてるから、
二世代でライブに来たりする」

なんてよく推しが言うのだけど、
「すまねえ推し!
わたしにはそういうのは全く無かったから、
チケットは毎回1枚しか買ってあげられねえ!!!」
とアラサー独身追っかけ女は思う。
ほんとどこ行っても子供と子持ち優遇の世界止めてくれないかな。

独身だって働いてるのだ!!!!!