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仕事ができる人かどうかの判断基準

なんとなく書こうと思ったので、この話題。
「あぁ、この人仕事ができるなぁ」というひとと、「残念だなぁ」と思う人のちがいについて、ひとつ明確に、判断基準にしていることがある。

残業を強いてくるかどうか。

上司からの命令というそれではなく、「要返信」みたいなメールが、終業時間の10分前なんかに来る。
まぁ、だいたい残業しているから、あと数時間程度は会社にいるのだけれど、残念な人は、得てして、当日中に返信しなくてはならない用事を入れてくる。なんだったら、電話してくる。
嫌がらせのアイデアとして「今日は、もう、帰りました」って思わず言ってやりたくなるようなタイミングで、仕事を与えてくるのだ。

依頼する側からしたら、「すいません、急なことなので」という気分。まぁ、自分もやったことあるので、言えませんが(笑)
そういうときは、だいたい、事前にできていたことはずのタイミングがあって、それを逸していることが多い。
個人の能力について「残念」と思うパターンもあれば、組織ぐるみで「残念」なことも多い。

嫌な予感を育てる

ちいさな事柄かもしれないが、次回の取引や、サービスの利用はやめておこうと、密かに思うこともあった。
場合によっては、そういう嗅覚の基準を設定しておいて、経験値を貯めていくと、「嫌な予感」を防ぐことができるかもしれない。
その「嫌な予感」は自分を守ることにつながる。
同等のサービスがあれば、違う会社を提案する方が、事故にならなくて良いこともある。

組織力が透けて見える

特に、人事異動とかで担当者が変わったり、「連絡や意思疎通が上手な人が辞めたらしい」となった次の担当者のクオリティや物言いは、組織力の把握が可能。な気がする。
担当者の横柄な態度は、その上司も横柄であることがほとんどで、こちら側が疲弊するような内容を平気な顔をして求めてくるケースがある。
前の担当者が「退職」している場合で、対応があまりにも変わってしまった場合は、個人プレーだった可能性が高い。その人だけが能力が高かった証拠なので、組織の実態は残念な場合がある。
「悪くなったなぁ」という状況は、ネガティブな要素が透けて見えるものだ。

逆に「対応が悪くならない」あるいは、「新しい担当も話がわかる人がきた」と感じるケースは、優秀な組織だ。連携も、連絡も行き届いているし、相談しやすい環境をつくる努力をしている組織だ。
あるいは、引き継いだ後、新人さんも少し足りていないが一生懸命やってくれるという場合は、意識が顧客側にきちんと向いているので、win-winの関係を維持してくれるだろう。
もしかしたら「本当はこうしてほしい」とか改善要求で、相手の手元で融通がきき、対応できる範囲の場合、改善してくれる可能性も高い。「20個入りの梱包を、実は、10個ずつにして欲しい」みたいな、軽微な対応で実現できるようなケースは、新人くんの報告能力と相談能力が活かせるので、相手に寄り添いながら、モンスター顧客にならないように、お願いしてみても良いかもしれない。

まとめ

先手を打って対応できるか?気が利くか?みたいなことが、案外、小さなことから観察できるというのが、今回の話題。
優秀な人は、気づかいもあるし、気が利く。
それは、たいていの場合、相手の動向やタイミングを掴もうと努力している証拠。
同じ会社の別の部署が、何時まで勤務しているのか?
とか、
取引相手の店長が、何時ごろなら連絡しても忙しくないのか?
とか。もちろん、イレギュラーはあるけれど、だいたい平常運転ならどのくらい。というのがあるものだ。
それを、本人が疲弊しながらではなく、本人も好都合になるように仕事を組んでいるのだ。
だから、余裕が生まれる。余裕があれば、多少、気が利くこともできる。

それが、個人差に頼っているか?組織全体で取り組もうとしているか?
それも、観察すれば見えてくるかもしれない。

上手な人がいれば、真似てみればいい。
成長はそこから始まる。のかもしれない。

とか、書いておけば、意識高そうですかね?(笑)

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