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米国が中ロ相手に戦争準備!? 2022年度「国防権限法」成立! アフガン撤収でも軍事費5%増89兆円! 中国包囲「太平洋抑止イニシアチブ」ロシア包囲「欧州抑止イニシアチブ」増額! 米軍が中ロ相手に開戦なら第3次世界大戦!? 2022.1.24

(文・六反田千恵 文責・岩上安身)

 2021年12月27日に成立した米国「国防権限法」による2022年度の米国防予算は、アフガン撤収にもかかわらず、5%増加の7780億ドル(約89兆円)となった。

 中国包囲網の「太平洋抑止イニシアチブ」で前年の3.2倍の約71億ドル(約8051億円)を投入、「台湾有事」で中国に譲らぬ姿勢を強調。同時にロシア包囲網の「欧州抑止イニシアチブ」で「ウクライナ有事」も見据え、同国や東欧への支援を増額した。

 2022年、米国は中ロ相手に「二正面作戦」を構えようとしているのである。

 しかし現在の米国に、最強のライバル、中ロと同時に戦う「体力」や「能力」があるのか!? そもそも米国・同盟国対中・ロの戦争は、両者譲らず、エスカレートし続ければ、行き着くところ人類すべてが「敗者」となる全面核戦争であることは明らかだ。

 2021年末、ロシアが1万人以上の軍を撤収したとの情報もある。しかし、米国の対中・対ロ包囲網の打ち出しと予算増額が、中国やロシアを刺激し、2022年、戦争勃発につながるリスクは決して否定できない。

 詳しくは記事本文を御覧いただきたい。

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▲米太平洋艦隊指揮下の第7艦隊主力艦、原子力空母「ロナルド・レーガン」(Wikipedia、U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Chris Cavagnaro、USS George Washington (CVN-73) and USS Ronald Reagan (CVN-76) underway in August 2015

2022年度米国防予算が、中・ロに対抗して膨らむ! 行き着くところは人類すべてが「敗者」となる全面核戦争!

 2021年末、2022年の国際情勢の趨勢を決定づけるような重大ニュースが飛びこんできた!

※この記事はIWJウェブサイトにも掲載(記事リンク(https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501519)しています。
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