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ソマティックフェスタにスタッフとして参加します。

ソマティックフェスタにスタッフとして参加します。

ソマティックとは、ソーマ(soma=生き生きとしたカラダ)という意味を持ちます。
そして、「ソマティック心理学」「ボディ・サイコセラピー」「ダンス/ムーヴメント」のジャンルなどを含んだ、「心身の統合」に関する領域の総称として使われています。

言葉だけのカウンセリングではなく、相手に触れたり、カラダを動かしたりして、自身の感覚とコミュニケーションして自己治癒力を高めます。

私の関わるクライアントの多くは、心だけでなくカラダにも不調を抱えていて、言葉で働きかけても届かないことがあります。こんなときは、一緒にからだを動すほうが良い場合が多いです。

相手の所作を見て、それに呼応することで神経に刻まれた防衛反応(トラウマ)が治っていきます。

人間がいきいきと生きるためには、心、カラダ、コミュニケーション欠かせないということなのです。

詳細は以下のサイトにあります。

http://somaticjapan.org/

あと、この三連休は大型台風19号接近中。

皆さん自宅待機が多い中、私はオリンピックセンターまで自転車で行くことにしました。

電車やバスよりも信頼出来る交通機関を考えたら、自分にとっては自転車でした。

名古屋から箱根を超えて東京に辿り着いた祖母の遺品の自転車です。

祖母は私の出所の3か月前、2014年4月に亡くなりました。

私は、2009年に刑務所の窓ガラスを割り、器物損壊罪で半年間服役が延長されたため、祖母の死に目に立ち会うことが出来ませんでした。

その悲しさもあり、また、刑務所での15年間ずっと旅に出たいという思いを抱えていたままであったことから私は名古屋の祖母の家から東京まで、自転車で移動しました。
自転車を漕ぎ出して一日で両足がつり、初日にして心が折れ、祖母の家に戻り、一晩寝て回復し、翌朝また電車に乗り、自転車に戻り、旅を続けました。

自転車に積んであったのは、テントと思って購入したサンシェード。出入り口にドアがないため、蚊🦟 が入り放題。出入り口に当たる部分を地面に接し、倒れた形でサンシェードを使いました。

その後、箱根で脱水症状を起こし立てなくなったり、藤沢の交番に保護を求めて案内された公園のベンチで横になったりしました。
都内に着いた時は行き倒れ状態でした。

この旅で、刑務所生活になれた私のカラダは、社会に戻る為の浄化をしました。

15年間、雨に濡れる場所にいることすらできない自由を制限された日々。

社会に戻ったという実感を得るため、カラダで体験すること私に必要な旅でした。

話を戻し、超大型の台風が向かっている今、私は会場に自転車で向かいます。

私は自分のカラダを信頼しています。
自転車こそが災害時にも信頼できる、交通手段です。
私のカラダには、自然の摂理を蓄えた英智があります。
これまで生きてきた、また生かされてきた、大切な自分のカラダです。

その自分のカラダと対話する方法を知るために、ソマティックフェスタに参加します。

スタッフとして心がけたいのは、参加される方達が、リソースを見つけて持ち帰れるようにすることです。私に声をかけてくれた主催者の久保隆司さんに心から感謝します。

どんな1日になるか、ココロもカラダワクワクしています。

あと、明日の鹿嶋市での講演、台風により延期になりました。
また、自分がいた刑務所の運動会も、明日行われる予定でしたが、中止になりました。

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