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丸投げ文化からの脱却
「丸投げ」の罠
企業がDXプロジェクトを推進する際、ITベンダーやコンサルティング会社に丸投げしてしまうケースが少なくない。 特に、デジタル技術に関する知識や経験が不足している中小企業では、専門家に頼ることが効率的だと考える傾向がある。 しかし、この「丸投げ文化」は、成功を妨げかねない。
丸投げがもたらす弊害
丸投げしてしまうと、以下のような弊害が生じる可能性がある。
主体性の喪失: 自社で考え、自社で解決する力が育たない。 結果として、外部の専門家に依存する体質が定着し、本質的な理解が深まらない。
費用対効果の低下: 専門家に依頼する費用は高額になりやすい。必ずしも期待通りの成果が得られるとは限らない。 費用対効果を求めがちになる。
人材育成の機会損失: DXプロジェクトは、従業員のデジタルスキルや問題解決能力を高める絶好の機会である。 丸投げしてしまうと、この貴重な学習機会を逃してしまう。
「自走」の重要性
DXを成功させるためには、自社で考え、自社で語る「自走」の姿勢が不可欠である。 デジタル技術に関する知識や経験が不足していても、外部の専門家の力を借りながら、主体的にDXプロジェクトを進めることが重要だ。
外部の専門家に過度に依存することのリスクは統計情報からも指摘されている。 自社で考え、自社で語る能力を養うことが大切になる。
中小企業DX事典|Iwakami Sho|note
「DXが浸透しないのは言葉の定義が曖昧だからでは?」という仮説をもとに「デジタル活用=DX」という広い定義を設定しました。具体的なデジタル活用に役立つノウハウをまとめます。スキマ時間でサクッと読める内容を目指しています。
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