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少年期エレキテル連合

Youtubeを主戦場に活躍している日本エレキテル連合のお二人について

ではない。

日本エレキテル連合のお二人も素晴らしいが、少年期の感電体験について書きたい。

台湾の新型コロナの封じ込めに大きく貢献した台湾のデジタル担当大臣オードリー・タン氏と情報処理推進機構(IPA)のサイバー技術研究室長である登大遊氏(けしからんで著名な方)の対談記事を読んだ。こちら。

やりとりの一部で、登大遊氏からオードリー・タン氏へこんな質問をしていた。

子どものころに感電すると頭がおかしくなるという仮説についての質問
Q. 子どもの頃、感電したことはありますか ? 
または、子どもの頃、頭を強く打ったことはありますか ? もしあれば、詳しく教えてください。私は、大学で周囲の多数の教授やコンピュータ・マニアの学生に質問をしたところ、80% くらいが感電したことがあると答えました。常軌を逸脱した人の感電割合は非常に高いと思っています。オードリー・タン氏は、特に、常軌を逸脱しているので、是非教えていただければ幸いです。
A. 頭を強く打ったことはありませんが、小学校に入る前に、感電をしました。大人が、「ソケットに突っ込むと感電して危ない」と言うので、「それで死ぬことはありますか?」と聞いたところ、「濡れた指だと死ぬかも知れないよ」と言われました。そこで、乾いた指ならば大丈夫だと思い、よく指を拭いて、ソケットに突っ込んだところ、感電をしたのです。

登大遊氏の調査結果として、筑波大学のAC入試(自己推薦書と志望理由書と面接で評価される)の合格者は尖った方(良い意味でやべーやつ)が多く、その18人中16人に感電体験があるらしい。

常々「やべーやつ」になりたいと思っていた僕は衝撃を受けた。
小学校、中学校くらいの少年期に感電すれば新たな能力に目覚めるのか?
ジョジョの奇妙な冒険の「スタンドに目覚める矢」みたいだ。

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[ジョジョの奇妙な冒険]

実は僕も小学5年の頃、感電したことがある。
理科の授業中に理科室の実験机の脇にあったコンセントにピンセットを突っ込んだ。

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右手でピンセットをもってコンセントに差し込んだ。火花が散り煙が出て、上半身の右半分が痺れた。一瞬の出来事で何が起きたのか少し経ってから理解した。

幸い、後ろの席に座っていたので目撃者も少なく、先生も黒板側を向いていたので騒ぎにはならなかった。

この感電時、身体が反射的に動いてピンセットがコンセントから離れてしまったため、電流が脳まで届かなかったのではないかと思っている。

なぜなら、僕は「やべーやつ」ではないからだ。

「やべーやつ」に強い憧れを抱いており、「やべーやつ」と接点を増やして自分も「やべーやつ」になりたいと思っているからだ。

もうすこしだけ感電しておけばよかったなと謎の後悔も抱いた。

👆の話を妻にしたところ、

感電体験で頭がおかしくなるのではなく、そもそも好奇心が一段と強く「やべーやつ」の素質があるから感電するような行為をするのではないか?

感電体験がきっかけではなく、そもそもの素質があって、その行動の結果が感電体験だったのではないか?

原因と結果が逆なのでは?といった鋭い示唆をもらった。

というわけで僕も「やべーやつ」の素質があると信じて、今日も明日もピンセットをどこに挿そうか考えながらスパーク⚡して狂いたい。

なにとぞ。

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