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資料は蓄積してこそ価値がでてくる

近年、Napkin AIのような生成AIの登場により、一瞬で図解資料の作成が可能になった。

しかし、以前X(旧Twitter)に投稿したように、

簡単な論理構造を図にするだけでは、読み手にとっては文章と大差ないのかもしれない。

資料の真の価値は、長年にわたって積み上げられた知見や経験を反映し、それらをもとにテンプレート化や再利用を繰り返すことでブラッシュアップされるところにある。

自分なりの深い理解を言葉や図に落とし込んでこそ、資料は輝きを放つ。これは外れ値であって、中央値的回答を狙いにいく生成AIではプロンプトスキルが高くないと導くことができない。というか外れ値思想がある人からすれば、プロンプト打つより思考をアウトプットしたほうが手っ取り早い。

一瞬で作られた資料は、一時的な効果しかもたらさない可能性がある。深い理解や信頼関係は時間をかけて築かれるものであり、人と人とのつながりや経験の蓄積を重視し、本質を追求する姿勢が求められる。

そのため、作成した資料をテンプレート化し、再利用可能な形でうまく管理して秘伝のタレのように継ぎ足ししていくことが大切である。

しかし、これを実践するのは容易ではない。
資料の体系的な整理や管理には時間と労力が必要だ(シンプルに面倒な作業だから)

でも、その過程で自分自身の思考も深まる。 過去の経験や知識を活かし、質の高い資料を効率的に作成することで、生産性も飛躍的に向上する。

既存の資料をブラッシュアップすることで、より深い洞察や新たな視点を加えることが可能となり、自分自身の成長にもつながる。

結局のところ、資料は蓄積してこそ真の価値を持つ。その蓄積は一日にして成らず、日々の努力と工夫の積み重ねが重要なのである。と生成AIを触ってようやく腹落ちした3連休だった。

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中小企業DX事典|Iwakami Sho|note


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