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少子化対策なくても昔の人は子沢山

日本の少子化の原因は、シンプルに『結婚する人が減った』からでしょう。少し昔の日本では生涯未婚率が2%ほどでしたが、現在は20%をこえています。そこに『夫婦の出生児数(夫婦当たりの子供の数)の減少』や『離婚率の上昇』なども重なって、少子化に歯止めがかからない状況です。

これらの問題は、金銭面というより人々の『結婚観』や『家族の在り方』など、意識の変化によるところが大きいように思います。

昔は今より給料が良かったわけでも、子育て支援が充実していたわけでもないのに『みんなが結婚し、兄弟5、6人は当たり前』でした。それは結婚し家庭を持つことが『当たり前』というより『義務』に近い感覚があったからでしょう。

なので現在政府が行っている(行おうとしている)少子化対策が多少うまく行ったところで、残念ながら根本的な解決には至らないと思います。もし『結婚の義務化』くらいできれば別でしょうが、それはさすがに時代に逆行する極論ですね。

現在は個人を尊重し多様性を認める時代です。ただそれは同時に『結婚』という選択から、人々を遠ざけてしまう要因にもなっていることを理解しておくべきかもしれません。

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