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#323 業界ネタ~新興バイオのアジア進出戦略

おはようございます!今日も涼しいですね~ってだいぶ感覚がおかしくなってきている感じもしますが・・・娘は大体、この木曜日くらいから朝、起きれなくなるんですよね~やっぱり疲れてくるみたいですね。朝もずいぶんグズッてようやく登園してくれました。私も昨日、久しぶりにオフィスに行って仕事をしたせいだと思うのですが、朝、寝坊しました。。。疲れが溜まってきているんだなと思いますね。しっかり睡眠を取って乗り切りましょう!さてさて本日は「業界ネタ~新興バイオのアジア進出戦略」です。

ありふれた提携ではない気が・・・

ちょっとした記事なので、きっと見ていない方も多いかなと思って、今日はこの記事を共有します。以下、記事の抜粋です。米ゼナス・バイオファーマは9月5日、自己免疫疾患治療薬として開発中のobexelimabについて、米ブリストル・マイヤーズスクイブと日本、韓国、台湾、シンガポール、香港、オーストラリアを対象とする戦略的ライセンス・提携契約を結んだと発表した。ブリストルは対象地域で同薬を独占的に開発・販売する権利を獲得するとともに、ゼナスの株式を取得。ゼナスは5000万ドル(約74億円)の一時金と開発・薬事・販売の進捗に応じたマイルストン、ロイヤリティを受領する。同薬はCD19とFcγRIIbに結合する二重特異性抗体。IgG4関連疾患を対象としたグローバル臨床第3相(P3)試験と、温式自己免疫性溶血性貧血を対象としたグローバルP2/3試験が行われている。

新しいモデル=新興(米・欧)+メガファーマ(その他)

ありふれた業務提携かと思うかもしれないですけど、私が気になったのはBMSがなぜ日本、韓国、台湾、シンガポール、香港、オーストラリアだけで提携したのかというポイントですね。これはどちらかというと新興バイオのゼナスに有利な提携だと思いますね。アメリカと欧州は自社でやるけど、その他はBMSでやってねという提携だと思うんですよね。今後、こういう提携が増えるとちょっと面白いなと思いました。ドラッグロスの観点でも良い傾向ですし、案外、メガファーマの余っているリソースの有効活用にもつながるので日本における雇用確保という側面でもいい影響が出るかもしれないなと思いました。本当は内資系のメーカーがやるべき事なのかもしれないですが、なかなか相手を探すのが難しいのかもしれないなと思いましたね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?外資系で働く人はこういう感じのプロジェクトが増えるかもしれないですね。日本も含めた米・欧以外の地域での開発をリードできたら、今後、良いことがあるかもしれません。東アジア+オーストラリアの薬事規制に関して勉強しておくと面白いかもしれないですね。私のつたない知識ではありますが、この辺の地域のデータパッケージの組み方ってそんなに難しくない気がします。あとは英語でチームをリードできたら、かなりチャンスが出てくるかもしれないなと思いました。知らんけど!ではでは、また!


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