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#359 業界ネタ~米アミリックス、日本法人を設立

おはようございます!今日も良い天気ですね。ちょっと暑いくらいですよね。最近、本当に寒暖差が大きすぎで何を着て良いのか、分らなくなっています。異常気象で日本の四季も二季くらいになってきていますし、さすがに少し気候問題についても考えた方がいいのかもしれないなと思い始めた今日この頃です。今週は少し仕事が落ち着いていて、来週からまた新しいプロジェクトが始まりますので、体調管理に気をつけたいなと思っています。さてさて今日は「業界ネタ~米アミリックス、日本法人を設立」です。

米アミリックス・ファーマシューティカルズ

業界ネタですが、新規日本法人の立ち上げ案件です。以下、記事からの引用です。神経変性疾患に対する治療薬を開発する米アミリックス・ファーマシューティカルズは11月27日、日本法人アミリックス・ファーマシューティカルズ・ジャパンを設立したと発表した。アミリックスは2013年設立。米マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置き、従業員数は約350人。2022年には初の製品として米国で筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「RELYVRIO」(フェニル酪酸ナトリウムとタウルウルソジオールの経口配合剤、開発コード・AMX0035)の承認を取得した。同薬はカナダでも条件付き承認を取得しており、日本では患者団体が早期の開発・承認を求める要望書を厚生労働省に提出している。

ベンチャーでも製造販売までやりきる

こういった感じの案件が増えてきている印象です。少し前まではメガファーマへの導出をゴールとしていた新興企業が、自分たちで製品を最後まで売るという方向に舵を切りつつあるのかなと思いますね。かなり母体は小さい(全体で350人!)ですが、それでも製造販売まで自前でやろうというのはビジネスモデル的には画期的なことだと思いますね。医薬品の業界でもOEM化が進んでいるんだと思うんですが、ものさえ良ければ、350人でも患者さんに医薬品を届けることが出来ると言うことなので、これまでにメガファーマがアプローチしにくかった領域の薬も作れる可能性があるということなのかもしれないですね。要注目だなと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?医薬品業界も変化が加速してきている印象です。残念ながら国内でこういう動きが活発にはなっていないように感じますね。次の業界的なチャレンジはやはり、国内のベンチャーが世界で挑戦するようなケースを作っていくことなのかもしれません。少し時間はかかるかもしれませんが、ぜひ日本からも同じようなビジネスモデルで挑戦する企業が出てくることを期待しています。私も少しでもお役に立てることがないか、自分でも考えてみたいなと思います。ではでは、また!


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