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#113 業界ネタ~医薬品の日本市場予測~

おはようございます!今日も朝から暑い!!!娘を保育園に連れていくだけで汗だくですね。いや~、参りました。年齢を重ねるにしたがって、寒さもそうですけど暑さも堪えますね。。。水分補給は本当にしっかりしましょう。別件ではありますが、恒例の本日からワンオペ育児2日間となっております。今日、明日は朝と夕方以降のレスが悪いくなりますので、お許しください。さてさて本日は「医薬品の日本市場予測」です。

世界における日本の立ち位置・・・

以下のリンク先のニュースが結構、大事だなと思っていて、共有します。医薬品に関する市場規模予測についてですが、日本は2026年にはドイツに抜かれて世界で4位になりそうとのことです。さらに世界シェアについても日本は2026年で5%割れとなりそう。。。すっかり存在感が無くなりますね。ドイツの市場が伸びている要因はそもそもGDPの成長率が年4%で日本より経済規模が大きくなっていることと65歳以上の人口がドイツは急激に増えているということで、医薬品の市場が大きくなってきているという事です。なるほど。医薬品もこんな感じですけど、いろんな分野でも日本の存在感は減っていくんでしょうね。ちょっと寂しい。。。

最新の治療法へのアクセス

以前にもドラッグロスが日本で起こるかもというニュースを共有しましたが、2026年近辺の日本の市場規模がこれだけ下がってくるとますます現実味が出てくるかなと。なので臨床開発の環境を整える、あるいは、薬事行政面で新しい仕組みを作っていくことが案外、早めに必要になるのかもしれないです。ただ一方でジェネリック・BSがしっかり日本で供給できる状態になっていくと、かなりの部分の疾患については標準治療が安価で出来る状態にもなっていくので、それはそれでいいのかなと。最新の治療法へのアクセスが今後の課題なのかもしれないですね。医薬品開発に関わる人間として、何か貢献できることがないか、考えていきたいなと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?要因から考えると日本市場を魅力的に変えるのは、まあまあ大変ですし、すぐに変えられないこと(GDPや人口構成比)なのかなと思っています。なので、未来が厳しいくなることを受け入れて、その場合でも対応できる仕組み作りが求められていると思います。日本の患者さんのために何が出来るのかをしっかり考えたいなと思いました。ではでは、また!

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