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#062 業界ネタ~2021年決算~

おはようございます!昨日からアレルギーの薬を飲み始めたんですけど、まあ調子のいいこと。間違いなく花粉症ですねwww しばらく薬を飲み続けることになりそうです。やっぱり薬は偉大だ・・・今日は妻が出張なので娘と二人で朝、過ごしましたが、やっぱりいい子ちゃんでした。良く状況が分かってるなと感心してしまいました。さてさて、本日は業界ネタ、「2021年製薬企業の業績」についてです。

2021年決算概要

以前、ファイザーの決算について触れたことがありましたが、2021年製薬企業全体の業績が見えてきました。首位はやっぱりファイザーで新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」の貢献で一気にトップに!前年比ほぼ倍増の813億ドル(約10兆円、1ドル=123円)を計上し、製薬初の“10兆円企業”の誕生となるとのこと。やっぱりワクチンの影響は本当に大きいですね。あと10兆円企業がこれまでなかったのも意外といえば意外。案外、マーケットの大きさの割に企業の規模はまだまだ小さいのかもしれないです。2位ロシュも、診断薬部門が伸びて7.7%増の675億ドルを確保。医薬品では、中外製薬オリジンの「アクテムラ」「ヘムライブラ」も売上増に貢献。3位はアッヴィで「ヒュミラ」をはじめ「スキリージ」「リンヴォック」などの免疫領域が寄与して22.7%増。

国内企業は・・・

国内最大の武田については決算発表がまだですが、予想では280億ドル台となり11位あたりに位置する可能性が高いとのこと。武田は10位内をここしばらくキープできていましたが、トップ10圏外になりそうです。今回はコロナ特需の影響があるので、ちょっと全体像を掴みにくい印象ではありますが、コロナ関連製品がない企業も大幅に業績を伸ばしていることを踏まえると国内企業の業績は物足りない印象かなと思いました。中外製薬はロッシュ傘下に入っていることもあって、国内企業として成長著しい感じを受けますね。日本の製薬業界や患者さんのためにも一層、盛り上げていってほしいなと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?2021年はコロナ特需が医薬品業界全体に影響を与えた印象ですね。そんな中でもコロナ以外の製品をしっかり出している企業については、アフターコロナになっても業界をけん引していくことと思いますので、今後も要チェックかなと思いました。また日本の企業の業績はこれから発表となる所が多いと思いますので、引き続きチェックしていきたいと思います。ではでは、また!

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