理念と根拠の正三角形 【#リーダーの心得 】
久々にテーマ企画に投稿してみます。
■ リーダー = 導く人
リーダーの語源を振り返ってみると、組織のトップという上下の意識よりも、先頭という前後の意識の方が近いのかな、なんて思います。
しかし、将軍や指揮を執る人は、最後方で構えるもの。
で、あれば現場という意味での先頭ではなく、視点や意識が先頭にある、すなわち先を読むことでしょうか。
R・カッツの理論でいえば、概念化能力。理念をもっているか。
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■ 理念 × 根拠
でも、理念だけでいいか?
例えば、私がついていきたいリーダーは「理念」と「根拠(情報・知識)」のバランスがよい方。
人を惹きつける、導ける「理念」をもっているか。
人を納得させる、導ける「根拠」をもっているか。
理念を高さ、根拠(情報)を底辺とした三角形なら・・・
正三角形の頭脳の持ち主についていきたい。
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根拠 重美「少子化、不景気、オリンピック明け後は結局・・・今は動くべきでないよね。それにAIも・・・」
⇒ いつ動くのかな・・・
理念 熱男「世の中、変えるから!飛び込んでこい!」
⇒ 長持ちするかな・・・
※ この正三角形図解は、以前私が書いた「クリティカルシンキング」の投稿で紹介した論理の三角形がもとです。
■ 学びのベクトル
では、正三角形を作るには?
私は理念も根拠もいずれも結局、学びなのだろうと思います。
座学、時事、経験、交流・・・。
理念を伸ばす、根拠を深める学びのベクトル。
限られた時間で全て先頭にたつことはできません。でもどの分野でも先頭に立とう、導こうという意識はもてます。
ワンマンというわけではなく、内に秘めたものとして。
それが経営の「手法」ではなく「心得」なのかもしれません。
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■ じぶんごと
既存と新規のそれぞれの事業特性に応じて仕事のやり方も含めた組織カルチャーを創造できるかどうかが、成熟した組織における最重要経営課題であり、経営者やリーダーが遂行すべき役割とのこと。(募集記事より引用)
組織は小さくたってカルチャーは、ある。
私も、夢物語でフワフワするのではなく、実務で目先ばかりを追いかけるだけでもなく、「理念」と「根拠(情報・知識)」の両輪を大切にしたい。もちろんヒューマンスキル、人間力は当たり前に磨くべきものとして。
自分がついていきたい人になる
まだまだ未熟者な私なりの心得です。
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