なりたい自分になるために、持つのではなく磨くもの 【 複業・肩書 】
■ 日経新聞で紹介されました!
「成長につながる複業とは」というCOMEMOの論点にて、私のnote投稿の一部が掲載されました(1/5の日経朝刊13頁です)。
日経新聞の山田様、皆様、選んでいただきありがとうございます。
本投稿の終盤は、複業よりも「成長」に照準を合わせてしまいましたが、その分、自分自身も大切な価値観に立ち戻ることができました。
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■ 肩書を複数持つ必要があるか?
次の日経テーマは「肩書を複数持つ必要ありますか?」です。
当初、このテーマについても投稿してみようと思っていました。私も資格でいえば税理士、FP、〇〇アドバイザー的なもの、役職でいえば取締役、行政の〇〇委員、経歴だと元講師とか、まぁ肩書がジャラジャラしている感じはあります。
しかし、書けませんでした。理由は、既に書かれている投稿が共感・納得の嵐だったためです。ということで今回は、ハッシュタグをつけず、特に納得した投稿への感想文、私見を記させていただきます。
1 肩書の見せ方
複数肩書があることを、ガラケー時代の女子高生のストラップの如くじゃらじゃら見せびらかすか?といったら、もちろんそんなことはしません。いや、訂正。「今は」しません。
実は私、肩書が増え始めた20代中盤、複数の名刺をドヤ顔で配る行為をしていました。KOLの富岡さんの投稿を読むと、当時を思い出し頭から火が出そうです。
当時は「肩書パワー >>> 自己」という構図だったので、自分を大きく見せていたのでしょう。肩書を纏いたい欲が先行し、自分ではイケているつもりが、傍から見れば謎の装い。
「君の纏ったものではなく、君自身を見せてくれ」
当時の自分に囁いてやりたいです。
2 そもそも肩書ってなんだ?
昨年末、マヂカルラブリーは漫才かどうかの論争が起きた頃、私の脳内では「どこまでが肩書なんだろう」という肩書線引き論争が引き起っていました。取締役という職位、〇〇士という専門職、ハイパーメディア〇〇のようなオリジナリティあるものもあれば、戦う●●みたいなキャッチフレーズもある。そんな中、KOLの倉成さんの投稿に納得しました。
増やすんなら、肩書きじゃなくて、側面を(下記記事より引用)
この2回の投稿で、私の疑問のそもそもの出発点が明らかになりました。「肩書」にスポットライトが当てられていたから、不思議だったのか!
私も最近の自己紹介では税理士以外の肩書はほとんど発しません。どういったことを考えていて、興味あること、やりたいことを話せばそれだけでタイムアウトです。20代中盤の頃の自分よりも自我がはっきりしてきた証拠だと思います。
3 振り返ってみて
結局、日常で「肩書」を意識することなく、色々なことに顔を突っ込んでいることはやってみたいことを素直にやれているからでしょう。
黒坂さんのタイトルをそのまんま引用です(黒坂さん、すみません。今回の投稿の中身も首がもげるほど頷かせて頂きました)。
2021年の抱負は「充実」です。
上記投稿は昨年の抱負。昨年も一昨年も「充実」なので継続中です。こうなりたい像を抱き、信じて、日々の充実。
仕事柄、ビジネスには短期的、中期的、長期的目標を立てましょうと言いながら、自分の人生の抱負はいつでも長期的。今年やりたい事リスト10とか、まあしません。節目で区切るのが苦手です。
色々なことにチャレンジしたいということも職業や肩書で区切ることが苦手という感覚からかもしれません。丸・三角・四角なら断然、丸推し。これも正解ではなく価値観の多様性ということで。
また1年後、いくつかの側面が磨かれていることを楽しみに。
お読みいただき、ありがとうございました。 FB:https://www.facebook.com/takayoshi.iwashita ㏋:https://ibc-tax.com/