「過去問」活用術【 会計人コースWebコラム 後編 】
こんにちは、税理士の岩下尚義です。
会計系資格試験に挑む受験生のバイブル「会計人コース」に、コラムを寄稿しました。
今回は直前期に多い相談の1つ、教材の活用術として「模試」と「過去問」について2日に分けて紹介しています。
本日は、後編。こちらです☟
直前期の必須ツール!「過去問」フル活用術
■ 目的:なぜ過去問を解くのか?
■ 活用術⑴:どう過去問を解けばよいか?
■ 活用術⑵:解きなおすときのポイントは?
■ 参考:答練、模試、過去問の違いとは?
といった点を中心に、直前期における学習方法のアドバイスを書きました。
過去問はどんな試験でも重要な学習ツールだと思いますが、各試験対策における位置づけはマチマチです。
例えば、学習範囲が狭くかつ「知識」が問われる試験では、どんな学習よりも過去問数年分解く方が効果的です。身近なところでいえば、自動車免許の学科試験など。
一方で、税理士試験は、学習範囲が広く、知識だけでなく応用力が試される論述問題です。過去問は学習範囲の一部から出題され、かつストーリー性のある問題となるため、過去問数年分みっちり解いたからといって合格できるわけではありません。解いた後も、合格点がとれたかどうかの確認にはなるものの、なんだか「知識が身についた」って実感が少ないです。
そのため、税理士試験対策においては「過去問って解く意味ある?」「何回も解く必要ある?」という相談が多いです。
しかし、事前に解くことができる唯一の公式問題が過去問。
私は積極的に解くべきだと思っています。
学習のポイントは「答練・模試と過去問の違い」を理解しておくこと。
当たり前ですが、練習問題と過去問は作問者が違います。そして、作問者がなぜその問題を作ったか(趣旨)が違います。
60点を取れば合格ラインの過去問を、既に内容を知っているからといって制限時間内に90点を目指すような復習方法は不要!
仮にそれを行うのであれば、答練や模試の復習時であって、過去問で身に付けたいところはそこではない。では、どこでしょう?答えはコラムの中に書きました。
気になった方はぜひ会計人コースのコラムを覗いてみてください!
(参考)
前編はコチラ
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