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プロとアマチュア

お題について何度か試行錯誤しましたが、AI生成で文章を書こうとすると、なーんか上手いけど魂が入ってないような気がしますので、人力で書きます(いや、これが普通だとは思います)
賛否あるかもしれませんが個人の見解です。

分かりやすい事例:音楽家

IT業とはまるで関係ないですが、音楽業界の話です。
私は楽器を演奏・指導することでお金を頂いてます。アーティストとして確定申告もやって納税もしてますので、そういう意味では趣味じゃなくてプロです。
プロとアマチュアの違いは何でしょうか?演奏力?芸術性?ロック魂(笑)

「嫌だ」と泣いてる小さな子供に、何とかして音楽の楽しさを伝えて楽器を教えるのも仕事です。
音程が一小節も合ってない人の歌のバッキング演奏をやって、それなりにステージを成立させるのも仕事です。
好きだとか嫌いだとかじゃなくて、条件が合えば仕事です。ロックな魂は必要とされていません。
その代わり、歌の伴奏で一音でもミスったら、ふつう次はありません。クライアントが減りますので売り上げも減ります。
だから何時間かかっても楽譜は完全に頭に叩き込みます。
出来ないフレーズが一つも無いように100%を目指した練習します。
だから何も無いときも基礎練習をやり続けます。それでも特定のジャンルで大スターにならない限りは、すべてのジャンルが究極に上手いわけでもないのでアマチュアプレイヤーに負けるかもしれません。それも飲み込みます。
・・・地味です

逆に、アマチュア的な行動は?と言うと、
楽器にコストをかける(というかその場に必要のない楽器も並べる)
練習より本番を重視する。練習できてなくても舞台に出る
大した客入りの無いライブハウスでもスタッフに対する指示が細かい。
ハコや裏方やお客の事情が見えてない。
採算がとれなくても自分が満足すればOK。嫌いな事はやらない(出来ない)
精神論を何より重視して妙なアーティスト業界用語を使いたがる。

このように考えると、上位のアマチュアの王様のほうがプロより多くて目立つかもしれないけど、長期で見ると歴然とした差がでます。
基礎練習量のような地味な部分です。
10年やれば逆転不可能な差になるかもしれないです。
野球で言えば、大リーガーと同じバットを持っている人でも素振りをしたことが無かったら永久にホームラン王にはなれません
地味な部分は大事です。

IT業界の事例:同じこと

プログラム・ITの業界も、
今話題の生成AIなどを駆使した華やかな先端システムをやっていないからと言って、エンジニアとして劣っているわけではなくて、地味な部分の努力を続けることができれば将来の財産です。
素人のお客が全く理解できないカタカナ専門用語を連呼し、そして話の帰結は全部「AIで」とか言ってる人は、正直アマチュアっぽいなあと思います。
いつの時代もそういう人、多いよね(笑)


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