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「喋れないから家から出たくない」の視点の変え方

外国で暮らし始めると、ぶち当たる言葉の壁。

言いたいことが言えない。言ってることがわからない。

コミュニケーションが成り立たないことが
こんなに精神的にこたえるなんて、日本にいる時は想像もつきませんでした。

現地の子供が難なく言葉にすることを、自分は言えない。

量り売りされている肉を購入するだけでも
めちゃくちゃハードルが高い。

駐在妻になりたてのころは、
嫌な顔をされたり、言いたいことが伝えられなくて
悔しい思いをする体験が増えるほど、
外で誰かと交流することが億劫になっていました。

語学の勉強が得意ではない、もっというと苦手。な場合、
「日本語だったら言えるのに。」
「私は来たくてここに来たわけではないのに、
 なんでこんなに不自由な思いをしなきゃいけないの。」
とマイナスに考えがち。

そんなときの視点の変え方をご紹介します。


それは、

『不自由を経験するというレアな体験をしている』

と考えることです。

一人前の大人として自然にしていた会話が出来ない悔しさ
相手が言っていることがわからない不安って、
日本では味わえない貴重な感情、感覚です。

それに、慣れと努力の末に、

「言いたいことが伝わった。」
「言ってることがわかる。」
という感動と、自分が成長したことへの喜びも味わうことができる
嬉しい特典までついてきます。

「話すのが、話しかけられるのが怖いから、外出が億劫…。」
と思っている人がいたら、

『これは、言葉が通じない不自由さを味わう貴重な機会なんだ』

と考えてみてはいかがでしょうか?

怖い、自信がなくなる、情けなくなる…。
これらは、自分が後付けしている感情です。
感情と切り離すと、
気楽にとらえることが出来るので試してみてください。

今日のメモ:不安な感情と切り離して、今しかできない体験と捉える


最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日もたくさん良いこと、素敵な出会いがありますように。

「その言葉が必要な方に、メッセージが届くように。」発信のための自己投資につかわせていただきます。