いわしゃき

会社員を辞めて色々考えてる最中です。

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最近の記事

星野源の『創造』が任天堂とマリオへの愛に溢れすぎて本気で感動した

要約するとタイトルの通りなんだけども、歌詞に感じたこの気持ちをとにかく色んな人に伝えたいと思って昼休みに衝動をばばっと書き出していく。 楽曲がオマージュてんこもりなので「この元ネタや意味は何?」という話がメインで、加えて星野源にとって何を意味するかも。 本当は曲中で使われてるSEまで言及したいけど、あまりにも膨大すぎるし拾い切れないので割愛。PVのコメント解説が時間指定で飛べるのでオススメ。 ※あくまで個人の解釈です。以下、太字が引用する歌詞。その下に説明。 play

    • 幸せに足る一言。煉獄さんが見た夢の意味

      鬼滅の刃の映画を観てきた。 ジャンプで連載を追っていたので原作は全て読了済み。 ストーリーは全部知っているけど、改めて映画を観て一つ気になったことがあった。 それは煉獄さんの見た夢の内容について。 話が分かりやすいように整理すると、今回の敵役の一人、下弦の壱厭夢ーー彼は自身の血鬼術で相手に夢を見せることができる。見せる夢の内容は幸福な夢も絶望的な悪夢も自由自在だけど、劇中ではまず最初に幸福な夢を見せている。 理由は、幸せな夢の方が目覚めたいと思わないから。炭二郎は持

      • 【インタビュー】bosyu社代表石倉秀明さん

        bosyu相談室を実施するまでーーこんばんは。 こんばんは。 どうしよう、どういう形式で話すとか、特に何にも考えていないんですよねw ーー急に決まりましたからねw 今回bosyu相談室から応募させて頂いたんですが、まずは石倉さんが自ら案件を作ろうとして、bosyuに案件を出されたんですか? そうですね。 元々僕がbosyuというサービスを始めたきっかけが、20代の前半くらいまでお金で困っていたことだったんです。 今はコロナウイルスの影響で働きたくても働けない人が増えて

        • 田端信太郎はオワコンか

          2月1日、故あってオンラインサロン田端大学に入塾しました。 元々田端さんとは何回かお会いしていたのですが、元々の私の認識は「超イケイケなメディア野郎」といったものでした。 企業に雇われたサラリーマンでありながら、顔出し実名で炎上も気にせず痛快にツイートする様子を小気味よく思っていた覚えがあります。 が、2019年12月13日、田端さんご本人のTwitterに下記が投稿されました。 まさかのサラリーマン辞める宣言! 当然、次のような指摘が入ります。 著書『ブランド人

        星野源の『創造』が任天堂とマリオへの愛に溢れすぎて本気で感動した

          【非公式リアタイレポート】 恋愛ブロガー かんころさん 夢を叶える勇気を持つ方法 #箕輪編集室

          箕輪編集室リリプリ主催のイベントで、恋愛ブロガーのかんころさんが登壇されました。 かんころさんはこのように語り始めます。 「夢はふわっとしています。何をすれば良いのかわからない人が大半ですよね」 「ですが、悩める人は、自分の可能性に気づいている人です」 「アンテナがない人は悩みません。今日、ここに来た人は、一人一人が意思を持って行動しています」 「自分の夢を叶えるために、自分の思いを表現できています」 「今の時代、SNSを使えるのは恵まれています」 「一昔前まで

          【非公式リアタイレポート】 恋愛ブロガー かんころさん 夢を叶える勇気を持つ方法 #箕輪編集室

          幸せになるために不必要なこと

          はじめに3月から4月の間にセブ島の語学留学をしていた。 このnoteはその留学生活の中で、特にフィリピンの文化や負の側面を取り上げている。 これを書いたからと言って世界がどうなるわけでもないし、読んでくれたその人が幸せになるわけでもない。むしろ重たい内容もあるから精神衛生的にはマイナスかもしれない。 と言う但し書きをして本題。 フィリピンにて フィリピンは東南アジアでは珍しいキリスト教、特にカトリック系の信者が国民の約90%を占める国だ。 日本とは違い、大小問わず街中

          幸せになるために不必要なこと

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          「皆、今日は急な集合にも関わらず集まってくれて有難う。サンチェースが拉致されていたのは皆、既に聞いていたとは思うが、サンチェースがそこでとある情報を仕入れてきた」 狂一郎の一声から今日の集会は始まった。 ”彼”は”組織”の象徴であったが、”組織”の実質的なボスとして皆を取りまとめているのは狂一郎だった。 狂一郎の言う通り急な召集であったにも限らず、この場には100人以上の人間が集まっている。 普段集会に使われる廃工場ではなく、今回の会場は都内の雑居ビルの一室だ。建前として

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          サンチェースは今ピンチだった。 それはもうこれ以上は無いという位に分かりやすいピンチだった。 「いい加減に楽になれよ、なあサンチェース」 「悪いなあ、あんたらとじゃ俺の潤う未来が見えねえんだわ」 革ジャンを羽織ったいかにもな男ーーどうやらボスらしいーーが安っぽい脅しをかけてくる。 唾でも吐きかけてやりたかったが、生憎ここ数日飲まず食わずで吐き出す唾すら出てこなかった。 絶賛監禁されている最中である。サンチェースの体を支えるには少々心許ない木製の椅子に縛り付けられ身動きが

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          たとえ英雄になれなくとも

          先に書いておくと、これは決して武勇伝じゃない。 いまだにもっと上手く対処できたと後悔している。 じゃあ何でわざわざ書くのかというと、自分のこれまでを振り返るのに必要だったから。 それと、誰でもいいから許してほしかったからだと思う。 女の子を泣かせてしまったことを。 つまるところ、これは懺悔だ。 一度だけ、電車で痴漢の現場に遭遇したことがある。 1年以上前なので正確には覚えていないけれど、あの気持ち悪い感覚だけは今でもはっきりと残っている。 細かく描く意味もないから雑に言う

          たとえ英雄になれなくとも

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          財前は報告書を見ただろうか。全く想定していないところで調査員の1人が脱落した。早く人員が補充されなければ、この”組織”の情報をカバーし切れる保証はなかった。 ジュンコはカクテルを作りつつ、バー全体の話し声に耳をそばだてる。 店内にいるのは決して少ない人数ではなかったが、10人程度の話を同時に聞く程度の芸当は、情報屋として食っているジュンコにとってそれほど難しいことではなかった。当然大半は他愛もない与太話だが、稀に極上のネタを仕入れることができる。 昨日も財前から調査を依頼

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          この国は腐っている。 それが、国内でも有数の財閥の長男として生まれ、その後継として育てられた財前の結論だった。 「それでは、この件は何卒ご贔屓にお願い申し上げます」 「ええ、分かっています」 ふた回り以上自分と年の離れた人間が、財前の名を頼りに毎日頭を下げにくる。彼らはみな同じような笑顔を貼り付けていた。 自分のような若造に頭を下げることに屈辱も感じるのだろう、彼らの笑顔の奥に秘められた、財前に向けられる淀んだ感情にいい加減辟易としていた。 応接間から去っていく客人を見

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          【勉強法】140時間でTOEICのスコアを240点ぶちあげた話

          このnoteは、自分が140時間の勉強でTOEICのスコアを240点アップさせるまでの過程をまとめたものです。 再現性を高められるよう、なるべく詳細かつ実態に即して書いていくので誇張などは一切なしです。 ※有料設定ですが、最後まで無料で読むことができます。 ※念のためスコアについて 「前置きはいいから、とにかくどうやってスコアをアップさせたのか知りたい」と言う人向けに、最初にどんな教材でどれだけ勉強をしたのかだけ書いておきます。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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          【勉強法】140時間でTOEICのスコアを240点ぶちあげた話

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          真っ赤な夕焼けが印象的な日だった。 仕事を終えて家に帰り、靴を脱ぎ、廊下を歩いて、リビングのドアに手をかける。 ここでAZはこれが夢だと気づく。飽きるほど繰り返し、そしてその度に死にたくなってきた夢だ。 ドアを開けリビングに入ると、クラッカーが盛大に打ち鳴らされる。 誕生日おめでとう、と当時付き合っていた女性から笑顔で祝福される。 懐かしく、心地のいい空間。 このまま、ここに居たい。けれど、これ以上先に進んではいけないこともAZは夢ながら自覚していた。 部屋から逃げ出そうと

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          人心掌握において、”組織”で自分の右にでるものはいない。 髪型やメイク、ファッションは言うに及ばず、指先一つの動作、相手の心の揺れ動きに至るまで、何年もかけて完全に研究し尽くした。 何より彼女ーーリリーにとっての誇りは、それを自身で完結させず、周りのものに伝授できる再現性を確立したことだった。 「とは言え、それは決して難しいことではないの。まずは今の自分を認めることから始めてみて」 暗めの青色で照らされたバーカウンター。静かにジャズが流れる空間で、彼女はいつものように恋愛相

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          ひどく埃の積もった、持ち主が手放してから恐らくは数年、下手をすれば10年以上は経っているだろう廃工場に、数人の男女が集まっていた。 そのうちの誰かが持ち込んだのだろう、キャンプ用のライトが、申し訳程度に辺り一帯を照らしている。 「言いたいことは二つ」 帽子を逆向きにかぶった男が、突き放すような声で言った。廃工場にはおよそ似つかわしくない、随分と豪奢な造りの赤い椅子に腰をかけ、彼の眼前で震えて蹲る者を冷たく見下している。 集団の中でもその男は随分と若く見えた。だが、それまでの

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          誰しも、生きるために何かしら軸を持っている。 当然、それは人によって異なる。例えば、ある人にとっては「平和な日常」であるかもしれないし、またある人にとっては「家族」や「仕事」かもしれない。 「楽しく生きること」という人もいるだろうし、「モテること」に心血を注ぐ人もいるだろう。 大事なのは自分にとっての軸を認識することであり、その人の持つ軸が何であれ他者に口を出すことも出されることもあってはならない。 そして、自分にとっての生きる軸は「美女」と「美食」である。 先ほど食べ終え

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