“ふつう”で“とくべつ”な仕事 №8

■№8:世の中で嫌われる営業職



世の中では、営業は辛い仕事で、私はとてもできない。やりたくない。

という人は多い。


私は、そんなイメージがあるのは、

営業をやったことのない人に、営業の仕事を理解してもらっていないからだ。

と思う。


私が敏感になりすぎているのかもしれませんが、


営業を毛嫌いしている人から、

「よく営業なんてできるね。私だったらやらないわー。」とか、

「営業だけは、やりたくない。」

とか言われると、自分自身を否定された気分になり、結構傷つきます。


時代は常に変わっているのに、私が社会人になって16年以上、

1年に1回~2回くらい言われます。


世間的にみんなが憧れといわれる、企画職や、デザイナーの方にも、

そんな嫌そうな顔で言うのかな?と、いちいち気にしてしまう自分がいます。


営業職をした経験がない人が思う営業職と何だろう?

どんな風に思っているのか?


得意先にヘラヘラして、お世辞を言っている人なのだろうか?

ノルマを達成できないと、会社に居づらい仕事なのだろうか?

接待、サービス残業をさせられる長時間労働のきつい仕事なのだろうか?


私は、アパレル、化粧品メーカーで営業をやってきました。


得意先との関係は、対等であるべきという認識で

仕事をすることが大切だという事です。

営業という職種は、幅が広く、ひとくくりにできません。


ここでは、まず私の経験だけでお話をします。

私は、アパレル・化粧品メーカーの営業でした。


顧客の対象は、会社(法人)。

扱う製品は、有形商材

得意先との関係性は、長期間になります。


人によっては、顧客が個人の人もいるだろうし、

ネット・アプリ関連の契約は、在庫ではなく、ある程度無限に売れるので、

「無形商品」といいます。

営業の仕事は、扱う商品や顧客によって違うと思います。


私の経験での特性は、

営業が一時的に大きな金額を納品したとしても

その後売れない状況が続けば、大きな売上も意味をなさないのです。


売上を作るために、どうするのか?を考えて、行動するかを考えるのが主な仕事です。


あなたは、運転をしたことがありますか?

私の営業は、運転に似ていると思います。


ある目的(=売上)があり、そこに車を走らせていく。

車は、速度がある程度決められていて、

スピードが速すぎると、事故をおこしてしまい、その後取り返しのつかない事にもなりかねない。


スピードの波に乗りながらコントロールし、何年も走り続けていく。


運転が営業に似ているといったのは、仮設・実践を短い時間で

何度も繰り返していくからです。


マーケティングなどでPDCAという言葉を聞いたことはないだろうか?


ゴール達成に向けた、行動指針(仕事の仕方)です。


PLAN(計画・仮説)

DO(実行)

CHECK(評価・検証)

ACT(改善・実践)

 

そのP&Dが、毎秒ごとに繰り返され、ゴールに向かうのです。


メーカー営業の特徴だと思います。



運転との例で、話が脱線をしていますが、

営業の話は、また次回に。

次回も、例をあげながら、営業の仕事を描いていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?