ポストコロナ、新しい日常
「タイムアウト東京」のweb連載「ポストコロナ、新しい日常。」に私のインタビューが掲載されました。下記は記事からの抜粋。1時間30分以上のインタビューから、言いたかったことを的確にまとめてくださっています。ぜひリンク先で全文を読んでいただければ幸いです。
「人口が増え過ぎると世界的に病気が蔓延するなどとよく言いますが、新型コロナウイルス感染症はあくまできっかけに過ぎず、人間自体が大きな「疫病」にかかっているのではなかろうか。そうでないと、この経済無視の行動は説明できないと思うのです」
「人と人との物理的な接触がリスキーになっていく以上、物理的な分断が加速されるのは間違いありません。例えば出かける、出かけないということ一つ取ってもそうですし、営業自粛に対しての賛否、もうかっている職業とどん底に落ちている職業の差、国の利害関係なども分断し始めている。おそらく食料に関しても分断の可能性が高まるでしょう」
「お金と時間の使い方も変わっていくでしょう。「モノからコトへ」という時代があり、今は「コトからトキへ」と言われ、これからは「真の豊かさとは何か」を自身に問う時代になると考えます。コロナ禍によって、平和的に起きる革命なのか、暴動のような革命なのか分かりませんが、価値観が何がしかの形で大きく変わるでしょう。それが良い方向性で起こるかどうか、人の振る舞いが試されます」
このインタビュー記事を書いてくださったのは堀 香織さん。以前、母校・武蔵美の会報誌で取材をしてくれたことがありました。実は堀さん、武蔵美の後輩にあたります。その時も的確な質問とインタビュー展開に「武蔵美出身でこんなに頭のいいライターさんがいるんだ」と感じたのですが、今回たまたま、その堀さんが担当してくださいました。
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