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Live9ノート その10-1 制作日記2曲目

さて前回もお伝えしたように、2曲目からは新たに2人組のユニット(EV-Amplifier)を結成し、そこでの制作過程や対応策、注意点等をお伝え出来ればと思っています。

また今回は初めに完成した曲をお披露目します(視聴及び購入可)。その完成形に至るまでの過程をどのようにクリアしていったのか?前回とは逆のアプローチで日記を綴っていこうかなと考えております。相変わらずマイペースな更新になると思いますが、どうぞお付き合いのほどを。


というわけで初回は制作曲(課題曲?)の公開です。

EV-Amplifier【My Life, My Love】

(視聴)

(購入)

本格的な制作行程は次回以降になりますが、本日は今回の制作時に一番注意した点については、お伝えしようと思います。

まず我々EV-Amplifierは、ゆかり(Vocal 熊猫xiongmao)と私(森谷諭)の2人組で構成されています。以前はお互い共通の知り合いを通じて顔見知りという程度でしたが、ひょんなことから今回のユニットの話を私から持ちかけ、あれよあれよという間に今に至っています。つまり、

お互いの過去の経歴やバックボーン、今までの活動スタイル等何も知らない

状態でのスタートでした(好きな食べ物とかも(笑))。となると当然

コミュニケーション

が何よりも重要になります。好きな音楽といった基本的なことは勿論、今までの制作スタイル(特に歌詞やメロディは誰がつけていたか?どのタイミングでつけるのか?)や等挙げればキリがないのですが、思いつく限りドンドン口に出して相互理解を深めます。

極端な言い方かもしれませんが、

「言葉に出さなくてもわかる」

というのは現状ほぼありえないし、自分の今までの常識が正しいとは限らない環境だったので、しっかりと土台作りのミーティングは重ねていました。それがいずれお互いを繋ぐ太いパイプになるので、まずはどんな小さなことも確認してお互いの答えを導き出します。

余談ですが、特に私自身もハッとしたのが、ヴォーカルレコーディングの手法。やはり人それぞれのやり方があるし、今の自分の手法を見直すきっかけにもなりました。

またこれを行うことで、自分の今までの行程を見直すきっかけにもなりますし、新たな手法を取り入れるチャンスにもなります。まずはフラットな気持ちを持ちつつ、常にお互いの最適解を導けるよう色々な話をしてみてください。意外なところから意外な答えが出てくることもありますので。

というわけで今回は導入部ということで、音楽的な話とは少し違った内容になりましたが、最近は様々な形でのコラボレーションも活発になってきています。同じフィールドで活躍していた同志でも、異ジャンルで活動している人との場合でも、やはり大事なのはお互いを理解することだと私は考えています。そしてお互いの理解が深まれば深まるほど、作り上げる作品のクオリティも上がっていくのではないかなと思っていますので、是非是非心のノートの切れ端ぐらいにはメモっていただければ幸いです。


でわでわまた次回お会いしましょう〜。


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