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11/12 東京出張ログ

「とっとり移住カーニバル2023」
に参加してきた。
岩美町はコロナがあってから
しばらくこういうイベントに
参加をしていなかったようなのけれど
今年からは少しずつイベント参加も増えてきた。

確かに私が移住相談を受けていた時は
岩美町のブースがなくて
直接町の人に話を聞くことができなかった。
だから今回は相談を受ける側として
イベントに参加することが嬉しい反面
ちゃんと伝えることができるのか
不安でもあった。

県民性なのか会場の雰囲気もあるのか
ブース同士の会話というか、
自己紹介みたいなものがない。
先週、境町の出張で
怒涛の名刺交換をしてきたばかりだったので
鳥取県民のおとなしさに拍子抜けした。
いや、全然いい。むしろありがとう(?)

お隣の南部町ブースの方と無言で会釈をする。
もくもくと作業をし、
あっという間にブース設置終了。
簡単な開会式のようなものがあり、
二日酔いだという
主催者側の担当の方の挨拶を聞く。
前日は宴会だったのですね。
心当たりがありすぎる。

結果として、想像していたよりも多くの方に
相談にお越しいただいた。
かなり本気で考えている方
何となく情報を集めている方
古民家を探している方
たまたま寄ってみただけの方…。
私と同じくらいの年齢の女性が相談に来てくれて
話が盛り上がり、とても嬉しかった。
プラスの事も話すけれど、
マイナスなことも伝えた。
住んでみてイメージが違ったというのが
移住には往々にしてあるもので、
せっかく気に入って住んだのに上手くいかなかったというのは悲しいことだと思う。
しかし住んでみないとわからない
というのも事実ではあって、
それが自分が生まれ育ったところから
離れているほど気候も土地柄も
住人の気質も違うわけだから
上手くいけばいいねと
ほとんど博打のようになってしまう。

だから実際に住んでいる人の話を聞くこと。
移住をした人の話は確実に聞いた方がいい。
私は話を聞くことができなかったから
情報収集にはかなり苦労した。
自分が希望している地域以外の話を聞くことも
重要で、可能であれば近県の情報も入手した方が
よりいいと思う。
しかしなにより一番の情報は、
やはり自分の足で現地を訪問することで
他のどんな情報よりも一番確かなものだと思う。
それも一度だけではなく、
何回も季節を変えて行くこと。
特に夏と冬はマスト。
長期滞在が可能であったら1週間以上
難しくても3日は滞在してほしいと思う。
コミュニケーションに自信がある人は
ぜひ現地の人と話したりして
顔見知りをつくっておくこともおすすめする。
(わたしはできませんでした)

今回イベントに参加して一番嬉しかったのが
「また行ったときに、道の駅に会いに行きます」
と言ってもらえたこと。
少なくとも彼女たちの中に、
岩美町に顔見知りができたこと、
自分自身がそれになれたこと。

相変わらず二日酔いの担当の方の
閉会の挨拶を聞きながら、
じわじわと嬉しい気持ちが
沸き上がってきました。
道の駅で移住相談のスペースができたらいいな
と思います。
しかし、準備も早ければ
撤収も早い……。
風のように誰もいなくなった笑
新しく頑張る目標ができて、
収穫の多い出張でした。