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9/24 続とっとりインターンシップ

9/24(日)
今日は海沿いにあるカフェでおもてなし実習を
体験させていただいた。

ここは食事だけではなく、レンタルスペースや
ヨガ教室なども事業として行っている。
オーナーのSさんはヨガのインストラクターを
されていて、ヨガも体験させてもらえることになった。

実はヨガは初体験で、少しドキドキした。
まずは呼吸法について。
産まれた時、わたしたちは声を上げる前に
息を吸うのだが、実はその前に一度息を吐いている
らしいのだ。
だから息を吐いて身体の中を空っぽにしてから
息を吸う呼吸法をヨガでは行う。

わたしは呼吸をするのが下手くそというか
気道が狭くなりがちで
すぐ息苦しさを覚えてしまう質なので
やり初めはとても苦しかった。
徐々に動きもつけて身体をほぐしていくのだが
軽くなるどころか、どんどん重たくなっていく。
いい意味で身体の緊張やコリがほぐれたのだろう
と思っているけれど、
どうなのだろう。
身体の声を聴く、大地を感じるという
何ともスピリチュアルな体験で、
「できなくてもいい」「身体の声に素直に従う」
という言葉に自身を肯定できるいい時間だなと思った。
サンセットヨガとかものすごく気持ちいいんじゃないか?

ランチタイムはお出迎えとテーブルへのご案内
配膳と下膳、食器洗浄、イベントのくじ引き
など様々な業務を体験させてもらった。
接客業をずっとやっていたけれど
人に対する恐怖心がなかなか拭えず、
緊張しっぱなしだった。
「まずは自分が楽しむこと」
というSさんの言葉で、どんな仕事でも結局は
それが一番なのかもしれないなと思った。
地域おこしにおいてもそれは言えることだと思う。
地域に住んでいる人がそこでの暮らしを楽しんでいること。
それが長い目で見た時に移住者、来訪者の増加や
活性化に繋がっていくはずだから。

来店されたお客様はどなたも本当にやさしくて
町民の気質もあるのかもしれないが、
お店の雰囲気やスタッフの方々の人柄もあるのだろう。
食事の提供までの時間は決して早くはない。
それでも食事が来るまでの時間も楽しんでいる気配がする。
料理に加えるひと手間だったり、言葉の選択、
表情や声のトーン、仕草のひとつひとつが、
居心地のよい空間つくりや時間のためで
お客様にはそれが伝わっているのだろうなぁ。
配膳時に「わぁ美味しそう」
という声を聞いただけで
こちらまで嬉しくなってくる。

自分の中で「食」に対する重要度が生活の中で
比較的低くて、でも食べることは自分を生かすことで
美味しいものを食べて
「あぁ美味しい」と思うことが
心の豊かさにつながるというか、大切なことなのだろうなと感じた。

お店の名前は「海ごはん×カフェContinuar」
ぜひお立ち寄りください。

今回3か所の事業者の取り組みをそれぞれ体験して
まだまだ知らない仕事、
世界があってもっと色々体験してみたい!
と変なスイッチが入ってしまった。
インターンシップって学生のものだと思っていたけれど、
社会人にとっても非常にいいものだと思う。
何歳になったって学ぶことは楽しいことだし、
自分の世界を広げることは
自分のこれからの可能性に直結している。