JFL第18節・ホンダロックSC戦【いわきFC監督・田村雄三ここだけの話~BEHIND THE SCENES⑲】
田村雄三監督が自ら試合を振り返る連載コラム。今回は、7月25日にJヴィレッジスタジアムで行われたJFL第18節の裏側を語ります。
▼プロフィール
たむら・ゆうぞう
1982年生まれ。帝京高→中央大→湘南ベルマーレ
2010年に引退。湘南ベルマーレ強化部スタッフを経て2015年、いわきFC強化部へ。2017年よりいわきFC監督
■特に「勝ちたかった」ゲーム。
4連休最終日、ナイターの試合に1600人強のご来場、ご声援ありがとうございました。
おかげ様で勝利することができました。
毎節勝利を目指していますが、特に今節はいろいろな意味で「勝ちたい」ゲームでした。
クラブとして、皆さんに熱狂空間を提供したい。コロナ禍ではあるけれど、ルールを設け、協力し合いながら「夏祭り」を行いたい。特に最後の花火は、勝利があるから美しく映る。最高の「夏祭り」を提供したい。共感したい。
そう考えていました。
試合では、選手全員が本当によく頑張りました。試合に出る選手、ベンチスタートの選手、バックアップメンバーを含め、素晴らしかった。いわきFCのサッカーを体現できたと思っています。まだまだ修正点もありますが、それが成長幅。もっとよくなるために、足踏みせず高みを目指すだけです。
■前の2試合でなぜ、自分達のサッカーができなかったのか。
ご存じの方も多いと思いますが、ここ最近の2試合(第16節・奈良クラブ戦、第17節・FC TIAMO枚方戦)は内容がよくありませんでした。何が原因で、自分達のサッカーを体現できなかったのでしょうか。
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