JFL第34節・F.C.大阪戦【いわきFC監督・田村雄三ここだけの話～BEHIND THE SCENES㉟】

田村雄三監督が自ら試合を振り返る連載コラム。今回は、12月5日にいわきグリーンフィールドで行われたJFL第34節・F.C.大阪戦の裏側を語ります。

▼プロフィール
たむら・ゆうぞう
1982年生まれ。帝京高→中央大→湘南ベルマーレ
2010年に引退。湘南ベルマーレ強化部スタッフを経て2015年、いわきFC強化部へ。2017年よりいわきFC監督

■覚悟を持って挑んだシーズン。

2400人強のご来場ありがとうございました。またYouTubeでのご声援もありがとうございました。おかげ様で最終戦も勝利することができました。

今節、まず選手に言ったことは

○相手のストロング（球際、切り替え、前へのスピード、セカンドボールへの対処など）に対して、逃げないこと、闘うこと。

そして、サッカーについては

① ボールがない時に準備、予想する。
② ボールを奪う所を共有する。
③ コンパクトフィールドを形成する。
④ 奪ったボールを1タッチ、2タッチで早く動かす。見える味方にシンプルにプレーする（できれば前方に）。

次に話したのは、

○チームスローガン
HUMBLE &HUNGRY －成長を、挑戦を貫く－
謙虚に貪欲に。正しいと信じることに挑み続ける。
倒されても、立ち向かう。
慢心することなく、常に上を目指す。

あらためて、今年1月にキックオフMTGを行った時の資料を見直しました。覚悟を持って挑むシーズンであり、このスローガンを常に意識してやってきた。だから、今日もチャレンジャーで挑戦しよう、と言いました。

そして

目標数値：70（勝ち点）・70（得点）・30（失点）
現状：68（勝ち点）・62（得点）・28（失点）

「まだ可能性は残っている。この数値を達成しよう」と伝えました。

（※YouTubeでは、試合のロッカールームやチームの裏側に密着した映像「BEHIND THE SCENES」を公開中）

■選手達に一番伝えたかったこと。