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安心してください。子供は勉強しません?

親は子供を管理するべきか?

この記事に出てくる母親はすぐに子供に「勉強しなさい」といってしまいます。時には近所に聞こえるくらいの大音量。

そして息子は中学3年生。部活を引退し、時間を持て余している毎日。暇さえあれば友達とゲーム。

そんなとある日の日常。母親は少し苛立っていました。

自分の思うように動いてくれない子供。

「私の子育てが間違っていたのかしら・・・」

子育てを反省する毎日を送っている母親。

子育てに成功はないとわかっている。でも・・・。

そんなある日。

偶然スマホで?

その日は休日でした。早めに起きて家事を済ませ、子供にご飯を食べさせ、ふ〜っと一息ついた時に偶然スマホを見ました。

親から「勉強しなさい。」と言われて勉強する子供は成長しない。というものでした。

自分が子供に対しやっていることは間違っている・・・なんとなくわかっていました。

ただ、科学的に根拠があるデータで示されているのを見て、頭をハンマーで殴られたような衝撃が襲ってきました。

そのデータでは「勉強しさない」と言われて勉強する生徒は伸びない。というデータでした。

私は間違っていたんだ・・・。

ただ、ここには救いの言葉も書いてありました。

内容は以下のようなものでした。

子供を親が管理すること

子供は「正しい選択」と「間違った選択」を正確に判断することができません。

例えば、今日は日曜日。ただ明日からはテスト。テスト勉強しなければいけない日曜日。でも子供は友達と遊びに行こうとしています。

この時のあなたはおそらく大声をあげ、「何考えているの?」「勉強しなさい」と鬼の形相で子供に迫るでしょう。

でも、子供からしたら、友達との約束をしています。遊びに行かないことはその約束を破ることになります。いわゆるドタキャン状態。

子供は仮にあなたの意見を聞き入れたとしても、どのような気分になるのでしょうか。

確かに、遊びに行かせないで、勉強をさせた方が良い点数をとると思います。

でも、子供の感情はどうなるでしょうか。

当然、勉強をする気になれず、完全いやいや状態での勉強。これでは当然頭に入りません。

頭に入らなければ、テストで良い点数をとることもできません。

そして、勉強したのに最悪なテスト結果が返ってきて、子供は友達の信用を失い、親に対し反抗心が高まってしまうかもしれません。

このようなケースは明らかに親の管理不足が考えられます。

では、このようなケースではどのようにすればいいのでしょうか。


1、事前に約束事を決める

せめて子供のテストの日程を把握し、事前にテストが近くなってきたら予定は入れないように。と伝えていれば済みます。

当日にあなたが子供の予定を確認し、あなたが感情的になり、「何をやっているのうちの息子は・・・。」

いやいや、あなたの管理の問題です。

事前に子供と予定の確認をし、しっかり約束事を決めることがとても大切です。

2  仮に当日に遊びが発覚した場合は?

これも感情的にならず、「〜時までは遊んできていけど、帰ってきたら学校のワーク全て暗記するまで寝れないけど大丈夫?」

このようにすることで、親は子供を管理することができます。

子供自身に選択権をあげることはとても大切です。

子供の側からしてもご褒美(遊び)を先にもらったからテストを頑張るか。といった気持ちの切り替えをつけることができます。

このように子供を管理することで、子供とあなたはwin-winの間けを築けます。

そろそろ感情に身を任せた「勉強しなさい」は終わりにしませんか。

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