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文化人物録7(井上真央)

井上真央(女優、2014年)
→子役時代から含めるとすでに30年以上のキャリアを持つ。キッズウォー、花より男子、八日目の蝉など当たり役を重ね、NHKでは朝ドラおひさま、大河ドラマ花燃ゆで主演。僕がお会いしたのはちょうどこの時期だったが、笑顔の中に芯の強さが垣間見えた。近年は映画やドラマへの出演が減っていたが、ここにきてまた復活の兆しもある。彼女の笑顔と振る舞いを必要とする人は、かなり多いはずだ。

・NHK大河ドラマ「花燃ゆ」主演・杉文
・文という女性は何かやり遂げたり、作ったりした女性ではない。兄である吉田松陰、夫となる久坂玄瑞ら志を持つ人との出会いや別れを経験し人を見て力強く生きていく。つまり、いかようにも私が持っているものを作品に反映できる。
・私に来る役は正義感が強く、男性にもズバッとものをいうような役柄が多い。私自身も昔から正義感は強く、よくいじめられていた子を助けたりしていた。今回も私が支えなきゃというような正義感が強い部分はある。
・時代に翻弄されて家族を亡くす女性の悲しみは幕末も今も変わらない。直接女性が前に出られないあたりは、幕末の女性ならではだと思う。

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