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私的音楽アーカイブ68(ザ・ビートルズほか)

671.アートブレイキー&ジャズメッセンジャーズ:THE JAZZ MESSENGERS AT THE CAFÉ BOHEMIA vol.3
672.ザビートルズ:ANTHOLOGY1
673.ザビートルズ:ANTHOLOGY2
674.ビルエヴァンス:EVERYBODY DIGS BILL EVANS
675.エリックドルフィー:ERIC DOLPHY & BOOKER LITTLE REMEMBERED LIVE AT SWEET BASIL
676.トミーフラナガン:LONELY TOWN
677.チャーリーパーカー:CHARLIE PARKER MEMORIAL vol.2
678.akiko:what’s Jazz? -STYLE-
679.akiko:what’s Jazz? -SPIRIT-
680.ソニーロリンズ:ROLLINS PLAYS FOR BIRD

⚫︎671&672.ザ・ビートルズ。世界で最も説明不要なミュージシャンであることは間違いなく、彼らについてこそ、1979年生まれの僕がいま語るまでもない。が、それでもやはり書かざるを得ないのもビートルズである。

このアルバム2作はビートルズの代表曲を集めたベスト盤的な位置付けではあるが、特徴的なのは有名曲の別テイクが多数収められていることだろう。しかもその別テイクの多くはモノラルである。なぜか?

たまたま音楽家の友人と話してたのだが、よく知られているようにビートルズは一つのチャンネルで音を伝えるモノラルへのこだわりをずっと持ち続けていた。

もちろん、2チャンネルによる音声伝達で左右のスピーカーから別々の音が再生するステレオ録音も普通にあるのだが、リアルな彼らのサウンドに近いのがモノラルと考えていたのだろう。

音質、音環境が良いからその演奏がいいとは必ずしも言えない。それぞれの人の心に届く音楽こそが理想というのは、今も昔も変わらないはずだ。

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