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私的音楽アーカイブ36(オリヴァーネルソンほか)

351.クリフジョーダン:CLIFF JORDAN
352.akiko:GIRL TALK
353.ジャッキーマクリーン:NEWS SOIL
354.フレディハバード&オスカーピーターソン:FACE TO FACE
355.エルヴィンジョーンズ:ELVIN!
356.オリヴァーネルソン:The Blues And The Abstract Truth(ブルースの真実)
357.マイルスデイヴィス:Sorcerer
358.フィルウッズ:PAILING OFF
359.ホレスシルヴァー:SILVER’S BLUES
360.トミーフラナガン:BEYOND THE BLUE BIRD

●356. 1961年に録音されたオリヴァーネルソンの最も有名なアルバム「ブルースの真実」を知ったのは、エリックドルフィーやビルエヴァンスなどのミュージシャンが参加していることを知った後だった。つまり、オリヴァーネルソンという人の知名度は、一般的にはいわゆるジャズジャイアンツの面々よりもかなり低い。
だが、よくよくこの作品を聞くと、オリヴァーが追求する並外れた先進的な音楽、いわばブルースのその先の音楽に、ジャイアンツの面々がついてきたのだろうということがわかる。マイルスデイヴィス同様、時代の先を行きすぎていた側面があったのかもしれないが、ジャズを聴く上で極めて重要な作品だと思う。

オリヴァーネルソン(as,ts,arr)エリック・ドルフィー(as, fl)、フレディ・ハバード(tp)、ジョージ・バーロウ(bs)、ビル・エヴァンス(p)、ポール・チェンバース(b)、ロイ・ヘインズ(ds)

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