見出し画像

私的音楽アーカイブ73(ジェリーロールモートンほか)

721.グレンミラー:THE BEST OF GLEN MILLER
722.ジェリーロールモートン:HIGH SOCIETY
723.ボブディラン:HIGHWAY 61 REVISTED
724.上原ひろみ:PLACE TO BE
725.レッドホットチリペッパーズ:GREATEST HITS
726.ジョージラッセル:NEW YORK N.Y.
727.チャーリーパーカー:THE COMPLETE ROYAL ROOST LIVE RECORDING O N SAVOY YEARS Vol.1
728.チャールスミンガス:MINGUS AT THE BOHEMIA
729.マイルスデイヴィス:MILES IN BERLIN
730.アートペッパー:SURF RIDE

⚫︎722.先日ジャズ最初期のミュージシャンとしてビックスバイダーベックについて書いたが、ピアニストとしてのジャズの先駆けといえばジェリーロールモートンだろう。

いや、正確にいえばジャズという音楽が生まれる過渡期,ジャズ前夜のピアニストなのかもしれない。だが、十分なるジャズの萌芽となった音楽であることは間違いない。

このアルバムはモートンの貴重な録音を収録した名演集と言えるだろう。若くしてラグタイム風ピアノの人気者となったモートンがいかに創造的かつ自由な音楽を生み出したか。この後帝国化を急速に進めていくアメリカの歴史的背景を鑑みると、大変な功績といえる。

現状、彼自身の知名度は一部ジャズファンに限られるだろうが、もっと幅広い人に知ってほしいミュージシャンの1人である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?