エンターテイメントの力は、戦争を止めることができるのか?

こんにちは。
連日、ロシアとウクライナの戦争についてのニュースが上がっていますね。

そんな中、エンタメの力で戦争を止めようといった動きが上がっています。今年の3月に国際的な作家である村上春樹さんが、自身のラジオ番組で『戦争をやめさせるための音楽』についてお話されていました。

音楽に戦争をやめさせることができるか? たぶん無理ですね。でも聴く人に「戦争をやめさせなくちゃ」という気持を起こさせることは、きっと音楽にもできるはずです。そしてそういう気持ちが集まって、少しずつでも力を持っていくかもしれません。
引用 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002672.000004829.html

戦争だけではなく、大地震などの自然災害の時に、必ず「エンターテイメントは必要なのか?」と言った話題が出ます。
特にそれは、国民から出る言葉というよりは、アーティストなどのエンタメを生業にしている張本人が、悩み言葉にしているシーンをよく目にします。

エンターテイメントとは少し異なるかもしれませんが、人々を楽しませるという意味ではスポーツ観戦も同じですね。自然災害などがあった際は、大きな大会が中止になったり、リーグ戦が止まっることがあります。

まず生きることが第一、食べること、暮らすこと、それにまつわる仕事がなによりも優先されます。それ以外のものは二の次、ましてやエンタメなんて不謹慎といった空気感が流れる瞬間があるのも事実です。

ですが衣食住が整っていたら全てが満たされるのかのでしょうか?

辛い状況下だからこそ、音楽や映画やスポーツなどのエンターテイメントが人々の支えになり、今日を生きる活力に繋がる場合があると思います。

2011年3月29日に行われたサッカーのイベント「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ」では、当時の日本代表メンバーとレジェンドメンバーがマッチゲームを行い、当時44歳のキングカズこと三浦知良選手がゴールを決め、多くの人に勇気と感動を与えていました。

試合後のインタビューで、カズはこう語ります。

――いま、本当に苦しんでいる人たちには諦めてほしくない。僕自身、どこに行っても「44歳だ」と言われますが、自分もサッカーで諦めていないし、諦めたこともない。挑戦し続けたいと思っています――
https://soccermagazine.jp/_amp/_ct/17436591


大変な時だからこそ、響く言葉や、感じることが出来る感情があります。

一人一人の気持ちは微々たるものでも、その気持ちの集合体が行動に繋がり、大きなムーブメントに繋がります。

諦めない力、望む力、それを与えてくれるのはエンターテイメントです。

エンタメの力を信じて、どんな状況下でも心の火は絶やさず、明るい将来を描きそれを実現させていきたいものです。

#戦争  #村上春樹 #エンターテイメント #三浦知良 #サッカー #キングカズ#挑戦

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