見出し画像

第2回作戦会議@メユーと渚にまつわるエトセトラ。


大雨のあと。

子供たち自身が試作~営業~販売という「商い」を実体験するプログラム、「子商塾」に初参戦。

今回は第2回の作戦会議の模様をお伝えしようと思います。

前回の記事はコチラ

他地域の子商塾の様子はコチラ

時は7月15日(土)。
前週の7月9日(日)に第1回の作戦会議を終え、子供たちには粗利益の出し方(=原価計算)について学んでもらいました。

実は9日の作戦会議の次の日の10日に、北部九州は線状降水帯による大雨に見舞われ、僕の住む福岡県上毛町(大分県中津市と隣接)も河川や道路、田畑に大きな被害が出てしまいました。

田んぼに流れ込む濁流
道路にあふれ出た土砂
田植えが終わったばかりなのに。。。
川になる道
道路には石がゴロゴロと

この後の1週間は各地の被害状況の把握や担当部署との調整でバタバタ。
それでも開催日は迫ってくる。
第2回を15日に、第3回を17日、第4回を22日(前日)に開催するようなんとか調整し、あと2週間で仕上げなきゃいけない。
たまごっちと推しの子のことなんて頭からすっ飛んでましたw

そんなこんなで迎えた第2回作戦会議。
今回の"めあて”はメニュー(販売する商品)を決め、目標金額+目標販売数を設定すること。

子供たちが考え、決めるってことで何になるかわからない出たとこ勝負。
さてさて、どうなることか?

メニュー(販売する商品)を決めよう!

先週に続いて2回目になり、少しは心を開いてくれたかなー?
挨拶のあとに、アイスブレイクとして『先週の楽しかったこと・面白かったこと』を聞いてみた。

岩花:Kちゃん、先週なんか楽しいことあった?
Kちゃん(小6・絵が得意):ん?。。。何もない。
岩花:そっか、そっか、そんなマンガじゃないんだから毎週そんな面白いことなんてないよねーあはは。

岩花:Fちゃんはどう?
Fちゃん(小6・折り紙が得意):んーーーーーー。何もない。
岩花:だよねー。

岩花:Sちゃんは?
Sちゃん(小4・たまごっちマスター):んーーー。んーーー。何もない。
岩花:。。。

おーーい!小学生ーーー!!!
毎日ボーっと生きてんじゃねぇよ!!!
箸が転がっても笑いあえーーー!!!←オイ

いやいや、取り乱してしまいましたw
単純にまだまだおっちゃんに心が開けてないだけですね(汗)
シシュンキオソロシイw

ま、気を取り直して聞いてみました。
岩花:宿題にしてたメニューなんだけど、3人とも考えてきた?
3人:うん。
おぉー!いいねー!

岩花:Kちゃん、何がいいと思った?
Kちゃん:レモネード!
ほう。

岩花:Fちゃんは?
Fちゃん:レモネード。
んん?

岩花:Sちゃんは?
Fちゃん:レモネード!

レモネード一択ーーーーーー!!!(笑)
ちょ、これはもしや。。。談合??←オイ

え?ホントにレモネードでいいの?
前回の資料に引っ張られてない?(粗利益の計算でレモネードを例題にしていました)

でも、この子商いでは、基本的に子供たちの意見が最優先。
夏だし、暑いし、喉越しすっきりのレモネードを販売するのも悪くない。

レモネードを売るとして、どんなレモネードにする?
単純なレモネードじゃお客さんは買いたいと思ってくれないんじゃないかな?
単に子供が売るってことだけでなく、商品としてちゃんと付加価値があって買いたいと思わせる工夫がいることを提案した。

ここで一つ素朴な疑問が頭に浮かんだ。

岩花:ところでみんな、レモネード飲んだことある?
3人:ない!キッパリ

ないんかーーーーーい!!(笑)

ということで、急遽、実際レモネードを飲みに行こうということにあいなりましたw

蔵のある醤油屋さんでスイーツを。

向かった先はお隣の豊前市で150年の歴史を持つ老舗の醬油店「浦野醤油醸造元」さん←ナゼに醤油屋さん?w
実は、浦野醤油さん、醤油だけではなく、「麹」を使ったドリンクやスイーツを商品開発し、カフェを併設して販売しているのです。


浦野醤油さんの趣ある建物。風鈴の音が涼しげでしたー!

当初予定していなかったし、アポイントもなし。
とりあえず行きがけの車中で質問事項を考えてもらいました。

閉店ギリギリに押し掛けたにも関わらず、温かく対応してくれました。



なんかやってる感を醸し出す3人w


そんな難しい顔しなくてもw
アイス乗せバージョン
レモンが甘酸っぱい!米麴を一緒に漬け込むことでまろやかになるとのこと!

実は浦野醤油さんでは、上毛町のレモンと米麹を原料にしてシロップを作っているのです(ありがたやー)

蔵で覚醒した3人!?

こうして第2回目の作戦会議は販売品をレモネードに決め、実際に飲んでみました。

2日後の7月17日(月・祝)に商品の試作会をしようということに決め、今回は解散!

渚に関するエトセトラはありませんでしたが、子供たちは初めてレモネードスカッシュを飲み商品イメージを掴んだ模様!
また、カフェの雰囲気や接客の仕方も参考になってる。。。はずw

ていうか、浦野醤油さんへ僕は別の車で行ったんだけど、作戦会議では亀のように無口になる子供たちが、3人になるとめちゃめちゃ話すらしい。

そうなのね。そういうことね。僕に慣れてないだけなのね(´;ω;`)ウッ…

とはいえ、2回の会議とカフェへのお出かけでグッと距離が近くなったはず。次回はいよいよ試作会。気を取り直していきましょー!←前向きw

次回、第3回作戦会議@事件は会議室ではなく調理室で起こってるんだ!!

お楽しみに!

次の記事はコチラ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?