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HR Topics

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HR関連の気になるnoteをpick upしてます。キーワードは→のような感じです。#EmployeeExperience #TalentManagement #Diversit …
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2021年8月の記事一覧

"カルチャーフィット"から"カルチャーアド"の時代へ - 不確実な時代に必要なカルチャーづくりとは

先日ファシリテーションをさせていただいた『採用力を高めるスタートアップHRの情報発信とは』をテーマにしたイベントの中で、登壇者の幸村 友美さんから、「採用において重要なのはカルチャーフィットではない」という話がありました。 これまで私自身もメンバーを採用する際「カルチャーフィット」は重要な要素だと考えていました。しかし、その考え方はこれからの時代のチームづくりに最適でないということを知り、大きな衝撃を受けました。 これからはカルチャーフィットではなく「カルチャーアド」を考

人材の採用と育成にはスキルベースのアプローチが必要です Linkedin CEO

by Ryan Roslansky June 08, 2021【和訳】 世界経済が大きく変化する中で、アップスキリングとリスキリングは新たな緊急課題となっています。このような変化を成功させるためには、雇用や従業員育成の方法について、考え方を大きく変える必要があります。 Covid-19のパンデミックによる経済的影響は、1億4,000万人以上が仕事に就けず、さらに16億人が収入減のリスクにさらされると予想されています。残念ながら、失われた仕事の多くは二度と戻ってきません。一方

「企業価値」で考えるこれからのHR

ここのところ多くの人事の方とお話ししたり、「ESG思考 - 夫馬 賢治(著)」という本を読む中で、「企業価値」「非財務情報」「人的資産」といった観点で、これからのHR・人事について思うことがあったのでまとめてみました。 人的資本の情報開示「人的資本の情報開示」とは、非財務情報の中の「人材情報」に関する情報開示を指します。例えば、グローバル企業の国や地域別の労働力データ、事業別の労働力ポートフォリオ、年齢構成など、さまざまな角度からの人材情報を開示することになります。 リー

キャディの組織のこれまでの歩みとこれから

はじめまして。 キャディでHRの責任者をしている原です。 キャディは、8月24日のリリースの通り、シリーズBラウンドで80.3億円の資金調達を実施しました。今後は受発注のグロースを起点に、図面管理や生産管理などの周辺プロダクトへの拡張、更にはそこで蓄積されたデータなどのアセットを活用して様々な領域へビジネスを拡張することで、2030年までにグローバル1兆円のプラットフォームを目指します。 このnoteでは、上記の実現に向けてHRが担う役割をこれまでの歩みと共にお伝えできれ

今求められる、社内公募制度と社員のキャリア形成のあり方とは。

皆さん、こんにちは。今回は日経COMEMOから募集があったテーマ、「社内公募制度」について書かせていただきます。 今回のテーマは「社内公募」です。社内公募といってもいろいろありますね。思い浮かぶのは、事業アイデアや、キャンペーンのネーミングなどを広く社内から募集することでしょうか。特定のポストへの人材登用で社内公募をかける、というケースもありますね。KDDIは、これまでエンジニアなど高い専門性が必要な職種を中心に、社外からの公募、つまり中途採用を増やしてきたそうですが、今後

海外HRTechサービスから日本での機会を考える - Beamery(Talent Operating System)

個人的に記事を流し読むだけになっていた海外のHRTechサービスについてブログで書き綴っていこうと思います。海外サービスと日本のサービスの差分を明確に理解していくこと、そして逆にそこからアイデア・着想を得て日本でも同様のサービスが生まれたらいいなと思っています。第一回はいわゆるタレントプールであり、直近コロナ禍で爆伸びしていると言われる、ロンドンをベースに世界展開するBeameryを。 ※文中に出てくる潜在候補者とは、喫緊転職を検討しているわけではないが、当該企業にとっては将

セルフサービス化する管理部門

柴田(@4bata)です。ずっと気になっていたことがあり、ちょっとだけ整理できたので書いてみます。 きっかけ:管理部門の仕事がまわってなくて、事業部に巻き取ってもらった経験わかりやすいので採用の話にする。事業部としては人がほしいが、人事部に任せていても採用できない。だから事業部の社員が採用を手伝ってくれた。その人は今の仕事が減るわけではないから、完全に+αで仕事が増えてしまっている。具体的には、求人サイトでスカウトメールを送り、一次面接も自分でやってくれた。そしてたくさん採

人事の目的は、人と組織で最高のパフォーマンスを出すこと

事業の成長には、良い採用がスタート地点となり、そして、事業成長の根幹はヒトだと思っています。 先日、採用力に関する記事を書きましたが、採用がゴールではないので、同時に、中で働く皆が力を発揮できる組織を作っていくことが課題になります。 私はHRバックグラウンドはなく、M&Aなど投資やIRを行うファイナンスの人間です。今は、事業拡大をするためなんでもやる意気込みで、ファインディというスタートアップの社長室で働いています。 採用・人事のプロではないため、色々な方にヒアリングし