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やっぱり守備が好き

野球の好きなところは守備だ。

守備が好きな理由は後述するが、守備で選手を応援したいな、と思うし、席を立ちたいときは応援したい選手の守備は見逃さないようにしている。

が、改めて守備が好きだ、と思った理由は仕事であった。


上長と面談した際に「私に求められていることってなんだろう、何をしたら輝けるかな」というめっちゃアバウトな話をした。

そんな自分本位の質問の回答が「守りの人として大切な役目を果たしてくれている」という内容だったのだ。

同じチームに何人もメンバーがいて、他のメンバーに負けないように自分なりに攻めようとすると、自分が追い求めているクオリティが他のメンバーのスピードに追いつかないのだ。

そしてその状態にいつも悔しさを感じていた。

そのため全体へのアピールもうまくできておらず、わかる人はわかる、ような、いつも近くにいてくれる人だけがわかる状況だった。

そういう状況は、単純に自分が苦しい。
それに、自分頑張っているのに、って思うことってよくない方向に進みそうだ。

この苦しい状況が、守りの人という一言ですべて救われたのだ。
私がやってたことって正しかったのか、そういう風に輝く方法があったんだ、という気持ちになれた。


私が野球を好きな理由は、野球は人生だからと言っているのだが、まさにこれだ、と思った。

守備には生き方が表れると思う。

気をつかいがちな人なのか、警戒心のある人なのか、データから自信を持つ人なのか、などなど。

チームワークが必要なので人にどういう対応をするかとかも見れると思う。

これが守備が好きな理由だ。


守りの仕事でもきっと輝くことができる。

生き方を表すことができる、チームをまわす重要な一員になれる、そんな守備の仕事をこれからも極めていきたい。