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アラフォー女が、大企業からベンチャー「MOSH」に転職してみて、最も鍛えられたのは「●●力」だった件🌅

ほんとは年末にやりたかった、お仕事の振り返りnote。

実際の正月休みは電池を切って休むことに集中しすぎて、深い思考することもPCを触ることもほとんど不可能でした😵ようやく筆を取れるようになったのでまとめてみます。
同じような立場や価値観の人の働き方のヒントになれば嬉しいです。

最初にお詫び。わたしのクセで、長文になってしまいました😭
タイトルの答えは後半なので、お時間のない方は「業務を超えて得られたもの」だけでも、ぜひご覧いただけたら嬉しいです🙏

🐮2021年振り返りの前に

過去振り返りは仕事用のカレンダーをさかのぼってやっていたので、転職前の記録がほとんどなく、転職後の記録が中心となります💬

とはいえ、転職後の約半年間は、毎Qごとにミッションがコロコロ変わる(前向きな変更です)目まぐるしい時間で、後ろを振り返る余裕もなく日がすぎてしまったため、断片的な記憶を頼りにまとめてみます。

👇そもそも「MOSH」って何?という方はこちらを・・

「情熱がめぐる経済をつくる」というミッションのもと、個人やスモールチームでビジネスを推進される個人の可能性を広げるべく、誰でもかんたんにネットでサービスが売れるプロダクト「MOSH」を展開しています。
MOSHを通じ、個人の情熱がファンに伝わり、巡り続けていくプラットフォームを目指しています。

🐄トピックス

カスタマーサクセス(ハイタッチレイヤー)として、入社3ヶ月で100人以上のクリエイターさんのオンボーディングを担当

1Qの数字として担当した新規登録者のGMV伸び率が最大501.75%、既存事業者の継続販売者の伸び率が最大338.55%と、全体の
GMV躍進に貢献しました。

有休消化期間中の離島で英気を養いつつも、転職直前の1ヶ月前から1日の4~6時間は稼働していて、正式入社の7月1日にはすでにフルスロットル状態でした。入社3ヶ月なのに、古参として扱われるほどでしたので、ベンチャーほど、副業からの参画はキャッチアップがショートカットできてオススメします。

また小規模ベンチャーの良いところと思うのですが、直接業務外のことにも関わらせてもらいました。ブランディング刷新に関連したValuesの策定や採用活動など、会社に深く関わる経験をさせてもらいました。

入社初年度6ヶ月間の後半戦は、まさかのジョブチェンジで広報PRになり、旧体制のカスタマーサクセスとしての施策をやりきりつつ、新体制に向けた準備と仕込みとで、これまたひっちゃかめっちゃかでしたが、年末の最終日まで食らいついてリリース連続コンボ出すなど、師走の最後まで全力で駆け抜けることができました。

🔥入社1ヶ月(2021年7月)で注力したこと

・カスタマーサクセス業務の体制・オペレーション確立
・フレキシブルキャリアメンバーのマネジメント
・俗人的化していた業務の構造化とドキュメント整理
・OKR設計とモニタリング
・週10~15名の新規オンボーディング対応

入社直後は、プレイングマネージャーとしてチームの誰よりも業務量をこなす野心を持ちつつ、散らかっていた体制を組織として整えるところからやりました。

基本は、インフルエンサーの導入後のオンボーディング支援がメイン業務。
「フォロワーが何万人といらっしゃる著名な方であれば販売力もあるであろう」という仮説をもとに、多くの方のサービスリリースをご支援しました。

当時「なぜそれをやるのか、なにがどうなれば成功なのか」が言語化されないまま、業務オペレーションが俗人的に回っていて管理しきれていない状態だったので、せっかくの導入も放置されていることが散見され、配属直後は「初月公開率」などオンボーディングに関連する数字面の可視化を行い、テコ入れをしていきました。

また初月は、自分も業務上の解像度が荒かったため、販売実績は追わず、とにかくオンボーディング数を稼いで知見を貯めることに振り切りました。この方針は成果がありました。

数字を見て改善するという文化が生まれ、オンボーディングの手前の、そもそものリストの質の見直しや方向性の精査など獲得チームとの連携もしやすくなり、日を重ねるごとに前向きな改善ができました。

業務のキャッチアップをしながら現場業務を回し、空いた時間で後任のためのドキュメントを整え、数字管理もしていく、またベンチャーらしくミッション管轄外のボールも突然降ってくるので、正直大変でした笑。

入社直後の平日は15時間近く稼働、土日も顧客の問い合わせ対応があり、最初の1ヶ月がぶっちゃけ1番しんどかったです笑。

🔥入社2~3ヶ月目(2021年8月-9月)に注力したこと

・前月を踏まえての傾向と対策の整理
・成功者の要因分析、仮説検証
・成功事例の横展開
・事業戦略の見直し、打ち手の検討
・法人アライアンス系の導入支援

入社1ヶ月間で、本当に色んなことがクリアになり、取捨選択をする勇気と、各々の業務がブラックボックス化していたものをオープンにするために、チームで話し合い、DailyのSprintも導入したり業務への取り組み方をルール化することによる業務改善なども積極的にしていきました。

「きちんと休むことも仕事である」ということを、声高に言い続けた1Qでした笑。

7月はオンボーディングのプロセスで伸びる人と伸び悩む人の差分も顕著に見えてきました。
数字を伸ばすためには、成功者の特徴をトレースする必要があると考え、ブランドマネージャーと一緒に「サクセスするためには何が必要か」の仮説を言語化し、その仮説をもとに、協力してくださる方にお声がけをし、検証していきました。

▼得た知見をもとに個人的にまとめていったドキュメント

MOSHは「ストアフロント型」と言われるカテゴリで、個人が個人で販促をすることで伸ばしていく特徴があるため、とにかくSNSの発信を見まくりました。「売れてる人は何をやっているのか」直接お話もお伺いさせていただきましたし、稼いでいる人は「圧倒的努力の積み重ね」であるということもしみじみ分かりました。

この検証に協力してくださったクリエイターの方は、初月ちらほら数名程度と集客に苦戦されていたところから、約3ヶ月で100名をゆうに超える会員数まで伸ばされ、今やオンラインだけで月間で70万を超える売上を上げられるなど躍進されてらっしゃいます。

この成長と実績はすべてクリエイターさんご本人の努力の賜物ですが、個人的には黒子として魂で会話して一緒に戦い抜いた戦友みたいな気持ちでいっぱいです。

余談ですが、私は個人でも事業者として活動できる環境(個人事業主として料理教室を運営)を生かし、実際に自分でもSNSを運用してみました。

SNSのコンサルを受けて、コンテンツの各種改善を行い、ユーザーに協力してもらって企画会議をしたり、毎週1回のインスタライブをやってみたり、試行錯誤を重ねることで、当事者意識を持ってクリエイターの方と向き合うことができました。

「言うは易く行うは難し」との言葉の通り、本業ゴリゴリやりながらの実運用は本当に大変で、情熱がなければやり切れないなと痛感しました。

🔥入社4~5ヶ月目(2021年10月-11月)に注力したこと

・高Teirのグロースアップのための初のコミュニティ運営
・MOSH初の販促支援キャンペーン
・クリエイターさんとの高単価商材の共同開発(企画、制作プロデュース)

2Qに入ってからも色んな意味で勢いは変わらず、「ベンチャーは朝令暮改」とよく聞いてはいたけど、ここまでとは(笑)という状態でした。

1Q中から、戦略と実績のアンバランスさがとても気になっていて、代表とディスカッションを何度も重ね、2QではGMVにフルコミットをする方針に、体制も変えました。

MOSHでは、クリエイターの月間売上額に応じてTierというレイヤー分けを行なっているのですが、販売力のある高Tierの方に絞って、さらに売上をあげるための各種アプローチをすることに注力しました。

少ないマンパワーでは1to1だけでは工数が削られすぎてスケールしづらいと思ったため、コミュニティの形を活用して効率的なアプローチを仕掛けようと思いましたが、GMVを躍進させるという数字的な側面では失敗でした。

事業インパクトは出せなかったことは悔しくキャリアとしてアピールしづらいものの、短期間でがつんとトライして成功も失敗も経験として残せたのは、めちゃくちゃ価値があったなと思います。

コミュニティ運営の側ら、商材を共同開発するというBizDev的な動きもやっていました。これも体制やサービスが整備されていないことを突破していく取り組みのため、かなりパワーを使うものでしたが、なんとか形にはすることができ、約2ヶ月でサービスリリースにまでこじつけることができました。

🔥入社6ヶ月目(2021年12月)に注力したこと

・広報PRの戦略設計と施策実施
・クリエイターさんとの高単価商材の共同開発商品リリース
・広報として初の話題づくりキャンペーンの企画、実施
・4日連続!怒涛ののプレスリリース発信

MOSHのフェーズでは、朝令暮改は前向きな改善として恐れずにダイナミックに行います。2Qの中盤(10月中旬)から大きく方針の見直しが入り、わたしはカスタマーサクセスから広報PRに染み出すことになりました。
(染み出す、というのは、そもそも人数が少ないので前ミッションの業務を抱えながら新しい業務に取り組む形になるからです)

私はこれまでのキャリアで広報PRの経験がなかったため、まずはミッションの理解からスタートでしたが、「アウトプットがないことは、何もやっていないことと同義」みたいなプレッシャーだったので、配属直後の1ヶ月も「とにかくアクションする!」を意識しました笑。

広報になって直後に取り組んだ認知拡大のためのキャンペーン(以下)は、デビュー戦としては社内メンバーも楽しい気持ちになれる良い取り組みにできたなと、気に入っています。

12月の前半は前チームの残タスクが山積みだったので広報PRへのリソースが3割くらいしか避けなかったのですが、後半はリソースを7割くらいまでかけられたので、怒涛の連続リリースにこだわり、1週間に4本のプレスリリースを出すという取り組みをやり切りました🔥

ジョブチェンジをしてみて初めて、広報PRの方の業務ミッションをよくわかっていなかった、ということがわかりました。

ばっくり「お金をかけずに取材してもらう仕掛けをする人」「プレスリリースを書く人」くらいにしか理解していなかったのですが、フタをあけてみれば、マーケティングや事業開発、営業としての観点や実働力も必要で、広報ってマルチプレイヤーだなということが分かってきました。
周りから「PRむいてると思う」と言われてもピンときていなかったのですが、少しずつ分かってきた気がします笑。

🌟業務を超えて得られたもの

大企業からベンチャーへの転職。私にとっては良い選択になりました。
組織が大きくなればなるほど業務が縦割りになるもので、転職前の自分を振り返ると、それなりに一生懸命ではあったが手を抜いても生き残れた(居ても居なくても変わらない)存在だったなと思います。

成長ポテンシャルしかないので、掘っても掘っても仕事はざくざく出てくるし、「(事業方針に則りミッションバリューズに沿っていれば)勝手に自分で課題を見つけて自分でやっていい」ので、自由度も大きく、また自分で完結できることも多いので、スピード感を持ってトライができます。(例:簡易的なキャンペーンLPであればディレクター1人で1時間もあれば作ってリリースさせられます)

そんなこんな、業務での経験や得られた学びはとても大きかったのですが、それ以上に鍛えられたのは「人間力」でした。
どういうことかというと、「人として大事な基本の(き)」を考えさせられ、見直すきっかけを与えてもらったという意味です。

「なーんだ、そんなこと」と思った方、すみません笑。

MOSHは9割がリモートワークなのですが、私は狙って9割会社に出勤するようにしていて、それは目の前に社長がいるのでどんな小さなこともその場で解決できるクイックさがめちゃくちゃいいなと思ったからでした。
この半年間で誰よりも代表の籔と話していたんじゃないかなと思います。

とにかくたくさん対話をしてきたのですが、私は仕事が大変であればあるほど、無意識のうちに周りが見えなくなってしまいがちで、自分のメンタルの弱さが露呈したり、仕事への取り組み方やマインドがMOSHのリードという立場として推奨されるべきでない言動があるたびに、その都度、細かく指摘を受けました。

Slackで長文のフィードバックも受けたし、電話で1時間以上対話することもありました。去年、大人として1番恥ずかしかったな〜と思ったのは「出社してくるメンバーに対して、目を見てきちんと挨拶をしていないのは良くない」という指摘でした😂笑。
(完全に無意識だったので、言われてすぐに改善しました。)

MOSH創業メンバーの3人は、それぞれ全くの違う個性ではあるのですが、全員恐ろしいほどに人の見立て力が半端ないという突出したスキルを持っています。30分くらい会話して「そこまで見抜くか!」と驚いてしまうほど細かい言動から裏側を想像して見通すことができる人たちです。

社員ひとりひとりを大切にしてくれ、悩んだり困ったり辛いときも絶対に見放さない人たちなので、自分の弱点丸裸で会話をすることができました。「正直しんどいっす」という時も、逃げずに乗り越えることができたのは、この人たちのおかげだなと思います。

これらはMOSHのValuesを体現している、素晴らしいところだなと思います。

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また業務を通じて顧客対応するときも、「ひとりひとりの生き様に向き合う」ことを経験させていただき、「正解は一つではなく、それぞれの中にある」という、価値の多様性を知ることができたことも自分を成長させていただくきっかけになったように感じています。

たくさんの個人クリエイターの方々とお話しをさせていただく中で、「素直さ」や「謙虚さ」がとても大切であることが分かり、自分の弱点(プライドが変に高すぎる自分の気質が、どこか傲慢さが抜けない態度になってしまう)が露呈し、それを自覚できたのも大きかったです。

🐯今年どうしていきたいか

業務としては、広報PRとしてMOSHの認知を爆上げさせるという成果を残すことと、それに関連して、成長を促進するための仲間を増やしていくことの2点に集中したいなと思います。

去年は「来たボールを打ち返す」だけの動き方になってしまったので、「自らどんどん仮説を立てて、数字を上げていく」ということを意識していきます。
今は正直まだ抽象度が高いのですが、先程のValuesにもあるBTF発想がめちゃくちゃいい観点だなと思って個人的に気に入っているので、活用しまくろうと思います。

・あるべき未来をイメージして、それに足りないものは何か。
・(何か取り組みに挑戦するとして)実現が阻まれるとしたら、何が要因になりそうか。(実行前に成功角度を上げる考え方)

また上記達成に向けて注力しようと思うのは、積極的な発信と人脈開拓です。

過去の自分(年間note40本)は、どこへいったwと思うくらい、去年ほとんど発信できませんでした。
発信なくして、興味を持ってはもらえないので、ビジネス観点でも採用観点でも個人の発信を強化しつつ、色んな場に出向いてアプローチしていこうと思います✊

まだまだ対面交流が厳しい状況ではありますが、今年こそはご無沙汰な方へもランチやお茶、飲みのお誘いなどすることも増やしたいなと思っているので、突然の連絡にも怖がらずにやりとりいただけると嬉しいです😊

また、お誘いの場にも喜んでお伺いしますので、ぜひ気軽にお声がけいただけると嬉しいです🍻

また「ベンチャーに興味ある」、「アーリーフェーズの事業成長に貢献したい」という方、いらっしゃいましたら、ぜひお話ししましょう🙌

最後に

「まだあんのかよ!」というツッコミを受け入れつつ、紹介させてください笑。

MOSHには個性あふれるユニークなメンバーがいます。
年次や職種問わず、とてもパワフルで、経験豊富で仕事のパフォーマンスもすごい人たちです。それなのに、私が持っていない「謙虚さ」を持っていて、とにかく人間力がヤバい(いい意味で)感じです。

MeetyやYoutrustなどでカジュアルに話せる場を用意しているので、ぜひそちらもご覧いただけたら嬉しいです🤩

👇読み応えのある個人のnoteもぜひ🙌
それぞれにアツい思いがめっちゃ溢れてる🔥ホント尊敬しかありません。

🧖‍♀️周りにたくさんの刺激をくれるちゃんみお

🏀かげながらMOSHを支えるりゅうきさん

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏
みなさんにとって2022年がより一層素晴らしい年になりますように😍

ありがとうございます。日ごろお世話になっている周りの人たちへの恩返しのために使わせていただきます^^