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グローバル資格を取得するということ
こんにちは!株式会社IT VALUE EXPERTSです。
当社は、ITサービスマネジメントをコアとしたコンサルティングサービスを提供するエキスパート集団です。
今回は代表広木による個人記事として、IT業界でキャリア形成考えている若手から中堅の皆様を対象に、個人の経験を踏まえ「グローバル資格」を取得することの意義について共有したいと思います。
これまでのキャリア
以降の説明の背景情報として、筆者のキャリアを簡単に紹介します。
外資系IT企業で運用オペレータ、SE、コンサルタント(5年半)
コンサルティングファームでITマネジメント領域のコンサルタント(9年半)
独立してITサービスマネジメントの専門コンサルティング会社を経営(6年)
これまでのキャリアでは一貫してIT及びそのマネジメントに携わってきています。
資格取得に対するスタンス
資格を取得することには様々な意見がありますが、筆者の資格取得に対するスタンスは、「たかが資格、されど資格」です。
「たかが資格」:
資格取得はその領域の基礎知識を持っていることを証明するものであって、エキスパートであることを証明するものではない
資格を保有しているだけでは、価値は提供できない
「されど資格」:
対象の領域を体系的に学習できるため、効率的に知識を獲得できる
採用や仕事のアサインにおいて、プラスに評価されることが多い
資格取得には、資格そのもの以上に多くのメリットがある(後述)
これまで取得してきた資格
約20年のIT業界でのキャリアにおいて、これまでにさまざまな資格を取得してきました。上位資格を中心に、代表的なものに限り、以下に挙げます。
ITサービスマネジメント:ITIL®、SIAM™、VeriSM™、IT-CMF™
プロジェクトマネジメント:PMP®
ITガバナンス:CISA、COBIT®
製品開発:PSPO、PSM(Scrum.org)
IT資産管理:CSAM(IAITAM)
ベンダー製品:ServiceNow、アトラシアン
(取得資格の詳細を知りたい方はこちらを参照ください)
資格には大きく分けて国内資格とグローバル資格がありますが、グローバル資格の取得に注力してきていることがお分かりいただけると思います。
グローバル資格取得に注力してきた理由
私がグローバル資格の取得を重視し、取得に積極的に取り組んできた理由は以下の3点です。
自身の担当業務、専門領域において、グローバル標準のベストプラクティスが存在していたから
外資系企業に勤務していたこともあり、グローバル資格に挑戦する心理的な壁がなかったから
最新のフレームワークやナレッジを学ぶためにグローバル資格の取得が近道だったから
グローバル資格を取得するメリット
それでは、グローバル資格を取得することが、なぜキャリアにプラスになるのか、私自身の経験を踏まえまとめてみます。
自らのスキルや能力を国際的なステージで証明できる
プロジェクト提案時や採用時の面接で職務経歴を細かく説明しなくても自身のスキルセットを理解してもらえた
最新のグローバルベストプラクティスを学び、業務に活かすことができる
先進的なグローバルの知見を早い段階で学習できるので、差別化が図れた
海外の専門家ネットワーク(インナーサークル)に加わることができる
資格をきっかけに海外の専門家とつながることで、新たな知見を得られたり、会社としての協業やプロジェクトの受注につなげられた
上記のように、グローバル資格の取得には大きなメリットがあり、私のキャリア形成に大きく寄与してきました。
まとめ
いかがでしょうか?
現在の業務の領域や、キャリアの方向性によっては、グローバル資格を取得することが最適でないケースもありますが、キャリア形成の一つの選択肢として参考になれば幸いです。
※本文中に記載されているフレームワーク、ベストプラクティス等に関する商標の情報はこちらをご参照ください。
以上
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