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海外公演観覧作戦(準備編)


大まかな旅程の予約

すぐにホテルを抑える

RAISE A SUILENの台北公演が、2024年3月23日に決まった。
かねてから何かしらの海外公演に行きたかった俺。
日程発表の瞬間に私がとった行動は、ホテルの予約だった。
ホテルの予約は大体の場合、変更がききやすいからだ。公演のチケットを確保してからでは、あまり良い条件のホテルが残っていないかもしれない。

パスポートの準備

パスポートも準備しなければいけない。日本国政府発行のパスポートには戸籍謄本が必要になる。本籍地が遠くにあると手間だ。そして、居住地の県が運営するセンターに二回行くことになる。手間過ぎる。こんなに手間がかかるのだから、事前に準備しておくべきだったと後悔した。

航空券の準備

航空券はそうもいかない。特に国際便の場合はキャンセル料がバカ高いか、そもそも運賃が高すぎて考慮外になるかだ。しかし、そんなことは杞憂だった。パスポートがないと予約できないケースがほとんどだったからだ。
だから俺は手詰まりに?

しかし諦めずに比較サイトで調査し、阪急旅行のパック旅行を知る。比較サイトからのリンクで行くとトラブルに巻き込まれるという噂を聞いていたので、改めて阪急旅行の公式サイトから当該ツアーを検索した。
幸運だった。
価格はLCCとビジネスホテルを個別にとるより安く、国内空港の近くに前泊する必要もなく、帰りは早朝であるもののホテルから直接の送迎付き。30日前までキャンセル可能で、パスポートの登録は後日でOK
なんだこれは。ラッキーすぎる。

公演チケットの確保

その後、公演チケットの発券会社が発表された。KKTIXという台湾系の会社だ。しかし、日本からのチケット購入にも対応していたので助かった。他のアーティストを購入した人による情報ではパスポートの番号が必要とのことだった。発売日時点でパスポートは手元にあったので購入は可能。セーフ。
なお、他のアーティストの場合、「日本国内からはファンクラブが企画するパッケージツアーのみ」とか「そもそも開催国居住者のみ対象」などがあったので、日本国在住者にもチャンスがあった今回のルールは運が良かったといえる。
そしてチケット発売日当日。「すべて先着」という売り方だったぽい。それでも、開始数分で完売したとか。自分は無事に購入できたので、台北旅行の具体的な計画に入る。

ホテルと航空券の再調査

国内旅行は慣れているが、海外は12年以上前に台北に行ったきり。とはいえ、パッケージ旅行と自己手配で極端に差が出たら悔しいので念のため調査。

都合のいい日時のLCCを使うと、パック旅行の方が安上がりなのは前述の通り。
とはいえ、安い便は午前5時羽田空港発(午前3時には空港にいることになる)とか、日付変わってすぐに桃園空港発(ホテルチェックアウトしてから半日予定潰す必要がある)とかいろいろキツい。
スカイスキャナーとかで調べ始めると、台北桃園→(LCC)→那覇→(那覇の安宿泊)→那覇→(スカイマーク等)→羽田が許容できる最安値になってしまいうんざりした。

宿に関しても、一日は九份の宿に泊まろうともしたが、現地の事情がよくわからないのでAgodaの評価頼りになり不安。

比較考量した結果、阪急旅行を破棄して、楽天が手配する日系ホテル3泊4日のパックツアーで行くことにした。今回のケースでは、自分で手配した場合と1万円程度の差だし、パック旅行だと楽天カードの付帯保険も有効になる(2024年2月時点)し、行きも帰りも13時発の飛行機なのでかなり好条件。手荷物の制限は厳しいが、EMSを使えばなんとかなりそう

15KGの預け入れオプションが自動的についてきた。取り越し苦労。

ライブ以外のアクティビティの準備

大まかな日程を決める

さて、3泊もするとなるとライブ以外も楽しみたい。プランは次の通り。

  1. 夜市とKAVALANウィスキーの直営バーへ

  2. 故宮博物院とRAISE A SUILENのライブ

  3. 野柳の奇岩と九份の夕景

  4. 土産詰め込んで帰国

特に不安のが野柳と九份の移動。どちらも台北や基隆からバス1本なんだけど、途中下車することになるので、アナウンスを聞き逃したらアウト。
とりあえず、台北発の日本語ツアーを検索したら、野柳・十分・九份(夕方)をまわる案件があったので契約

通信事情

さて、今度は携帯電話周りの手続きだ。前回はSIMフリー携帯で回ったが、今回はドコモの「世界そのままギガ」をとりあえず契約することとした。
これは、追加料金を支払うことで、実質国内と同じデータ通信量の枠が通算されるとのことらしい。

細かいところの事前予約

3月に入り、準備も佳境に。食事や旅行先の入場券、メトロのICカードも事前に予約することにした。これは、とにかく現金を使うシーンを少なくする目的である。日本も含め海外の旅行客がキャッシュレスでやりとりできる観光地は少ない。(現地在住者が使えるキャッシュレス決済は案外多いらしい)そうすると、両替をしなければいけないが、その額を計算するのが大変だ。
必要なものを出発前に決済してしまえば、両替の額も抑えられるだろうというもくろみである

なお、今回は取り越し苦労だった。なぜならば、台湾政府の懸賞で5000元のICカードを当ててしまったからである。うれしい誤算。

備えあれば憂いなし→取り越し苦労を後悔するな

今回は概して取り越し苦労な部分が多かった。でもそれでいいのだ。準備とは保険である。保険は使われない方がいい。特に、公共のサポートが得にくい海外ではなおさらだ。
とはいえ、それでも準備不足な点が数点あった。それは、「いくら観光地でも英語が通じないこともある」という点だ。ある程度は、台北式中国語を学んでおくべきだったと思う。

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