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占いを勉強して思考をバージョンアップさせる話

世の中の多くの人が、頭がよくなりたい、パフォーマンスをあげたい、アイデアを次々生み出せるようになりたいと思っています。

そのなかで、占いの勉強はおすすめです。

占いというと信憑性がないと思うかもしれませんが、古来からある占い(タロット、占星術、易など)は、数千年規模の歴史をもつ先人たちの知識と智慧の結晶です。

「頭が良い」の反対は、脳や思考の柔軟性にかけ、思考停止し、視野が狭い状態です。生まれてきて得た、たった数十年の経験や知識だけにこだわると、脳や思考はすぐに「古く」なります。

ですが、占いを勉強することで、これまで蓄積した数千年分の知識や広い見解を得て、自分の脳の思考停止を打ち破り、バージョンアップさせることができます。

例えば「善悪」というものは思考停止と狭い視野の一例です。
自分が生きた時代と国という、ごくごく狭い世界でのルールや常識にしばれて、無意識に色眼鏡をかけて判断した結果が「善悪」であるとも言えます。

こういう善悪という色眼鏡を捨てたい場合、例えばおすすめなのが
西洋占星術の「サビアン占星術」を勉強することや
易の「序卦伝」を学んでみることです。

サビアン占星術というのは、十二星座それぞれ30ある位置、計360の度数につけられたシンボルと語句をひもといて、鑑定に活用するというものです。
この360すべてがひとつの世界、ひとつの宇宙みたいなもので、ひとつも欠けがあってはなりません。
場所によっては「悪い意味」に見える度数もありますが、なぜそれが存在し、それを自分は悪とみなすのか?と探求することで、固かった頭がほぐれていきます。

また、易の「序卦伝」は、六十四卦をつかって宇宙の生成から物事の成り立ち、完成までを、順番に説明していったものです。世界がまず二極化から生まれる様は聖書の天地創造にも似ています。こちらも、ひとつとして欠けてはならないものですし、欠けていたら世界はなりたちません。なお、易は細かくみると384のパターンにまで分類できます。さきほどのサビアンと同じように、この全てを学んでいくと、万物の流転する壮大な状況を感じとることが出来るようになるでしょう。

これらはあくまで一例ですが、占いの知識体系を学ぶことで、自分の考えの浅さや視野の狭さを幾度となく気づき、更新させることができます。

こういった気付きは、自分の脳や思考の古い殻を破ってバージョンアップさせるには、必要不可欠だと思います。

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